特許
J-GLOBAL ID:200903047717350300

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-276972
公開番号(公開出願番号):特開平7-127731
出願日: 1993年11月05日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 登坂路走行時などのアップシフト禁止制御をより適切なものとして、シフトハンチグの防止とを燃費や運転性の向上とを図る。【構成】 アップシフト(例えば3速→4速)要求の発生時に、第1の駆動力算出手段eは、現在の変速段(3速)における駆動力を現在のエンジン負荷に基づいて算出する。走行抵抗算出手段fは、その算出結果に基づいて走行抵抗を算出する。第2の駆動力算出手段gは、次の変速段(4速)における最大駆動力をシフトパターン線図における当該次の変速段(4速)より現在の変速段(3速)へのダウンシフト線上での現在の車速に対応するエンジン負荷に基づいて算出する。比較手段hは、前記走行抵抗と前記最大駆動力とを比較する。アップシフト禁止手段iは、前記最大駆動力が前記走行抵抗より小さい場合に、次の変速段(4速)へのアップシフトを禁止する。
請求項(抜粋):
車速を検出する車速検出手段と、エンジン負荷を検出するエンジン負荷検出手段と、検出された車速とエンジン負荷とに基づきシフトパターン線図を参照して変速機の変速段を選択する変速段選択手段と、この選択結果に基づいてアップシフト要求又はダウンシフト要求を発生する変速指令手段とを備える自動車の自動変速機の変速制御装置において、現在の変速段における駆動力を現在のエンジン負荷に基づいて算出する第1の駆動力算出手段と、少なくとも前記第1の駆動力算出手段の算出結果に基づいて走行抵抗を算出する走行抵抗算出手段と、他の変速段における駆動力をシフトパターン線図における他の変速段のダウンシフト線上での現在の車速に対応するエンジン負荷に基づいて算出する第2の駆動力算出手段と、前記走行抵抗算出手段の算出結果と前記第2の駆動力算出手段の算出結果とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に従って、前記第2の駆動力算出手段の算出結果が前記走行抵抗算出手段の算出結果より小さい場合に、他の変速段へのアップシフトを禁止するアップシフト禁止手段と、を設けたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/16 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:44
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-145257
  • 特開昭61-220939

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