特許
J-GLOBAL ID:200903047720659753

線形送信回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-191170
公開番号(公開出願番号):特開平6-037831
出願日: 1992年07月17日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明は高出力電力増幅器の非線形歪補償回路を備えるディジタル無線方式における線形送信回路に関し、常に送信位相と復調位相とを合わせてカルテシアン型の歪補償を正確に行なうことを目的とする。【構成】 移相制御器42は直交復調器34よりの復調信号位相と、歪補償回路31よりの送信信号位相との位相差を、バースト信号の立ち上がり時間中に測定し、その測定位相差がゼロになるように移相器回転手段43の移相量を設定する。これにより、移相器回転手段43は設定された移相量だけ直交変調搬送波を移相する。歪補償回路31は上記の位相差がゼロの状態で歪補償を行なう。
請求項(抜粋):
送信ベースバンド信号を歪補償回路(31)を通して直交変調器(32)へ入力し、該直交変調器(32)の出力直交変調波を電力増幅器(33)で増幅した後、時分割多重方式のバースト信号として出力すると共に直交復調器(34)で復調し、その復調信号を前記歪補償回路(31)に帰還入力してベースバンドのベクトル座標で歪みを補償する線形送信回路において、前記バースト信号の立ち上がり時間中に前記歪補償回路(31)に入力されるベースバンド信号の位相と前記復調信号の位相との位相差を測定する位相差測定手段(35)と、該位相差測定手段(35)による位相差測定後に該測定位相差をゼロにするように、前記直交復調器(34)の復調搬送波と前記直交変調器(32)の変調搬送波との相対位相を移相調整する移相手段(36)とを有することを特徴とする線形送信回路。

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