特許
J-GLOBAL ID:200903047729247385
溶接性が優れ音響異方性の小さい高張力鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
金丸 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-075764
公開番号(公開出願番号):特開平6-287637
出願日: 1993年04月01日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】 780N/mm2以上の引張強さ、 -60°C以下のvTrs、1.02以下のVL /VCを有する溶接性が優れ音響異方性の小さい高張力鋼板の製造方法を提供する。【構成】 C:0.01〜0.09%、Si:0.05 〜0.50%、Mn:0.30 〜2.50%、Cu:0.70 〜2.00%、Ni:0.50 〜3.50%、Mo:0.01 〜0.60%、Nb:0.01 〜0.050 %、Al:0.005〜0.10%、Ti:0.005〜0.025 %、Ca:0.001〜0.010 %を含有しする鋼片を、1000〜1150°Cの温度範囲に加熱後、930 °C以下の累積圧下率が50%以上の圧延を行い、 830〜900 °Cの温度範囲で熱間圧延を終了し、その後、10°C/s以上の冷却速度で 400〜600 °Cの温度範囲まで加速冷却を行い、加速冷却後 500°C以上Ac1点未満の温度で焼戻しする。または、熱間圧延終了後、加速冷却に替えて、10°C/s以上の冷却速度で 200°C以下の温度まで直接焼入れを行う。
請求項(抜粋):
C:0.01〜0.09%、Si:0.05 〜0.50%、Mn:0.30 〜2.50%、Cu:0.70 〜2.00%、Ni:0.50 〜3.50%、Mo:0.01 〜0.60%、Nb:0.01 〜0.050 %、Al:0.005〜0.10%、Ti:0.005〜0.025 %、Ca:0.001〜0.010 %を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物から成る鋼片を、1000〜1150°Cの温度範囲に加熱後、930 °C以下の累積圧下率が50%以上の圧延を行い、 830〜900 °Cの温度範囲で熱間圧延を終了し、その後、10°C/s以上の冷却速度で 400〜600 °Cの温度範囲まで加速冷却を行い、加速冷却後 500°C以上Ac1点未満の温度で焼戻しすることを特徴とする溶接性が優れ音響異方性の小さい高張力鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/02
, C22C 38/00 301
, C22C 38/18
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