特許
J-GLOBAL ID:200903047730699699

カチオン性液体デンプン質組成物及びその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  渡邊 隆 ,  村山 靖彦 ,  実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-518279
公開番号(公開出願番号):特表2007-516308
出願日: 2004年07月01日
公開日(公表日): 2007年06月21日
要約:
本発明は新規なカチオン性液体デンプン質組成物、及び産業におけるその使用、とりわけ紙製造またはボール紙製造用の添加剤及び、紙製造またはボール紙製造から生じるかまたはそうでないプロセス水の処理用の添加剤からなる群から選択される添加剤としての、あるいはこうした添加剤の調製のためのその使用に関する。前記カチオン性液体デンプン質組成物は、選択的乾燥物質、粘度、全窒素含量、及びpH値によって特徴づけられる。特に、粘度は最大で少なくとも10%、好ましくは10乃至50%の乾燥物質1000mPa・sである200mPa・s、特に250乃至950 mPa・s(T試験による)。窒素濃度は、少なくとも0.6%であり最大で1.4%である(乾燥/乾燥)。前記カチオン性液体デンプン質組成物は特に、少なくとも1つのポリオール、好ましくは少なくとも1つのサッカリド性のポリオールを含有可能であり、そのまままたは希釈後に用いられる。前記組成物は、特に直接的または間接的に高いカルシウムイオン含量を有する繊維組成物を接触させるために、特に接着剤、とりわけASAタイプのものに好適である。
請求項(抜粋):
カチオン性液体デンプン質組成物であって、 ・少なくとも10%、好ましくは10乃至50%の乾燥物質、 ・T試験によって決定され、200mPa・sより大であり最大で1000mPa・sである粘度、 ・少なくとも0.6%であり最大で1.4%である全窒素濃度(これらパーセンテージは当該組成物の乾燥重量に対する乾燥重量で表される)、 ・9未満、好ましくは3.5乃至8.5のpH、 を示すことを特徴とする組成物。
IPC (1件):
C08L 3/04
FI (1件):
C08L3/04
Fターム (7件):
4J002AB041 ,  4J002EF016 ,  4J002EF086 ,  4J002ER006 ,  4J002GJ00 ,  4J002GK04 ,  4J002HA01
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • WO93/10305
  • WO95/18157
  • WO98/24972
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審査官引用 (3件)

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