特許
J-GLOBAL ID:200903047733200768

接点の溶着状態に対応するインターロック手段を有する回路遮断器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-163567
公開番号(公開出願番号):特開平5-198241
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 接点(45)が閉位置で溶着状態になるとハンドル(13)がオフ位置へ移動するのを阻止するインターロック部材(107)を備えた回路遮断器を提供する。【構成】 インターロック部材は、ハンドル(13)を支持する操作部材のヨークアーム(75)のスロット(113)と、可動接点(41)を支持するクロスバー(43)の凹部(119)との間を延びる一対の非可撓性の細長い浮動リンク(109)より成る。可動接点アーム(39)が開位置へ回転するのに伴なってクロスバーの凹部が該スロットから離れる方向に回転し、ハンドルをオフ位置にむかって枢動させることを可能にする。接点が閉位置で溶着状態となってクロスバーの凹部が回転を妨げられると、浮動リンクがスロット内に詰まってオフ位置の操作部材の枢動を阻止する。
請求項(抜粋):
固定接点と、可動接点と、前記可動接点を支持し、開閉位置間で回転することによって前記両接点を開閉する可動接点アーム構造と、ハンドルを装着された枢動自在な操作部材を含み、前記可動接点アーム構造を前記可動接点アーム構造が閉位置に来て前記両接点を閉じるハンドルのオン位置と前記可動接点アーム構造が開位置に来て前記両接点を開くハンドルのオフ位置との間で回転させるように前記可動接点アーム構造に連結されたばね駆動操作機構と、回路遮断器の所定の電流過負荷状態に応答して前記ばね駆動操作機構を作動させることにより可動接点アーム構造を開位置へ回転させると共にハンドルを前記オン位置とオフ位置の中間の引きはずし位置へ移動させ、オフ位置を越えてさらにハンドルを移動させるとリセットされる引きはずし装置と、前記ハンドルが前記オフ及びオン位置間を移動するのに伴なって前記可動接点アーム構造が前記開及び閉位置間で回転し、前記枢動操作部材が枢動する時前記枢動操作部材と前記可動接点アーム構造の間で浮動し、前記両接点が閉位置で溶着状態になって前記可動接点アーム構造が前記開位置へ移動するのを妨げられると前記可動接点アーム構造と前記枢動操作部材の間に詰まって前記ハンドルをオフ位置へ枢動させるのを阻止する浮動インターロック部材を含むインターロック手段とから成り、前記浮動インターロック部材が非可撓性の細長い部材であり、前記操作部材が細長いスロットを有し、前記非可撓性の細長い部材の一端が前記スロット内を摺動し、前記可動接点アーム構造が前記非可撓性の細長い部材の他端が係合する凹部を有し、前記可動接点アーム構造が前記開位置へ回転して前記両接点が開くと前記凹部が前記操作部材の前記スロットから離れる方向に回転して前記ハンドルを含む前記操作部材がオフ位置にむかって枢動するのを可能にし、接点が閉位置で溶着状態となることによって可動接点アーム構造の前記凹部の回転が妨げられると前記非可撓性の細長い部材が前記スロット内に詰まってオフ位置への前記操作部材の枢動を阻止することを特徴とする回路遮断器。
IPC (2件):
H01H 73/12 ,  H01H 73/02

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