特許
J-GLOBAL ID:200903047738011645

走査型光学顕微鏡装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-072544
公開番号(公開出願番号):特開2000-199855
出願日: 1999年03月17日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】【課題】 光学フィルターを用いることなく、また高度な位置再現精度を要する機械駆動部を必要としない簡易な構成で、励起波長や蛍光色素の様々な組み合わせに対しても装置構成を変えることなく、多重染色された標本の多重励起蛍光像を高いS/Nをもって取得できる走査型光学顕微鏡装置を提供する。【解決手段】 レーザー光源14,15と、対物レンズ7と、X-Y走査光学系5と、結像レンズ10と、結像レンズ10の焦点位置に配置された共焦点絞り11と、光検出装置27a〜27dと、共焦点絞り11を通過した光束を空間的にスペクトル分解するプリズム23と、少なくともスペクトル分解された方向に配列され且つスペクトル分解された光束の一部を受けてそれを前記複数の光検出装置の何れかに向けて偏向させるミラーアレイ25とを備え、各々の微小光ミラー素子26は、複数の光検出装置27a〜27dに選択的に光束を受光せしめる複数の偏向角度を有し、複数の偏向角度の1つを任意に選択できるようにした。
請求項(抜粋):
レーザー光源と、該レーザー光源から出射されたレーザービームを標本上に集光する対物レンズと、集光されたレーザースポットを前記標本に対して相対的に走査する走査手段と、前記標本から発する光を結像する結像光学系と、該結像光学系の焦点位置に配置された共焦点絞りと、該共焦点絞りを通った前記標本からの光を検出する複数の光検出装置とを備えたレーザー走査型光学顕微鏡装置において、前記共焦点絞りを通過した光束を空間的にスペクトル分解するスペクトル分解手段と、少なくともスペクトル分解された方向に配列され且つ該スペクトル分解された光束の一部を受けてそれを前記複数の光検出装置の何れかに向けて偏向させる微小光偏向素子アレイとを備え、該各々の微小光偏向素子は、前記複数の光検出装置に選択的に光束を受光せしめる複数の偏向角度を有し、該複数の偏向角度の1つを任意に選択できるようにしたことを特徴とする走査型光学顕微鏡装置。
IPC (2件):
G02B 21/00 ,  G02B 21/18
FI (2件):
G02B 21/00 ,  G02B 21/18
Fターム (13件):
2H052AA05 ,  2H052AA08 ,  2H052AA09 ,  2H052AB24 ,  2H052AB25 ,  2H052AB30 ,  2H052AC04 ,  2H052AC12 ,  2H052AC15 ,  2H052AC26 ,  2H052AC27 ,  2H052AC34 ,  2H052AF07

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