特許
J-GLOBAL ID:200903047747739821

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-019596
公開番号(公開出願番号):特開平6-207661
出願日: 1993年01月12日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 作動油圧供給制御バルブ類の作動不良等時でも、シフトレバー等の操作により、少なくとも車両のある程度の走行を確保する。【構成】 ライン圧を作り出すレギュレータバルブ20と、クラッチ、ブレーキに対するライン圧の供給制御を行うソレノイドバルブSAと、シフトレバー等により選択された変速レンジに対応する位置に切り換えられるマニュアルバルブ25とから油圧制御装置が構成される。自動変速機においては、所定のクラッチK1がDレンジおよび1レンジにおいて係合され、マニュアルバルブ25が1レンジ位置に切り換えられたときには、ライン圧はマニュアルバルブ25を介して直接所定クラッチK1に供給される。一方、マニュアルバルブ25がDレンジ位置に切り換えられたときには、ライン圧はソレノイドバルブSAからマニュアルバルブ25を介して所定クラッチK1に供給される。
請求項(抜粋):
複数の動力伝達経路と、これら動力伝達経路を選択する複数の摩擦係合手段とを有し、シフトレバー等の操作に応じて複数の変速レンジの設定が可能な自動変速機において、前記摩擦係合手段を作動させるための作動油圧を作り出すレギュレータバルブと、前記摩擦係合手段に対する前記作動油圧の供給制御を行う作動油圧供給制御手段と、前記シフトレバー等の操作により選択される変速レンジに対応する位置に切り換えられるマニュアルバルブとを備え、前記複数の摩擦係合手段のうちの所定摩擦係合手段が、少なくとも二つの前記変速レンジにおいて係合されるようになっており、前記マニュアルバルブがこの二つの変速レンジのうちの第1の変速レンジに対応する位置に切り換えられて第1の変速レンジが設定されたときには、前記レギュレータバルブからの作動油圧を前記マニュアルバルブを介して直接前記所定摩擦係合手段に供給させ、前記マニュアルバルブが第2の変速レンジに対応する位置に切り換えられて第2の変速レンジが設定されたときには、前記レギュレータバルブからの作動油圧を前記作動油圧供給制御手段およびマニュアルバルブを介して前記所定摩擦係合手段に供給させるように構成されていることを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-186058
  • 特開昭63-242457

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