特許
J-GLOBAL ID:200903047754944589

連続溶融めっき方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-060776
公開番号(公開出願番号):特開平7-268579
出願日: 1994年03月30日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】めっき浴液中のシンクロール上方に滞留し、もしくはめっき浴の底に堆積するドロスを常に少なく抑制でき、鋼帯の表面に生じるドロス欠陥を低減でき、めっき外観性及び耐食性に優れためっき製品を製造できる。【構成】連続溶融めっき装置1は、めっき浴液4を収容するめっき浴槽2を備え、浴槽2内には、鋼帯8を搬送するためのシンクロール6と、ドロス3を回収するためのバケット12と、バッケト12内にドロスを含むめっき浴液4を吸引するためのガスリフトポンプ20と、ガスリフトポンプ20から供給される清浄されためっき浴液4を流通する戻り配管30と、を備えている。配管30は、2方向に分岐され、一方はシンクロール6の上方で且つ鋼帯8の導入位置近傍に、他方はシンクロール6の下方で且つバケット12に向かって開口されている。
請求項(抜粋):
溶融めっき浴槽内に設けられた浴中ロールの回転により、帯状金属材を溶融めっき浴槽内に引込むとともに、溶融めっき浴槽内で溶融めっき浴液に浸漬された帯状金属材を上記溶融めっき浴槽上に引上げる搬送工程と、上記帯状金属材の浸漬により上記溶融めっき浴槽内に生じるドロスを上記溶融めっき浴液とともに上記溶融めっき浴槽内に配置された回収容器内に吸引する吸引工程と、上記吸引された溶融めっき浴液からドロスを分離回収する回収工程と、上記ドロスを分離した溶融めっき浴液の一部を上記浴中ロールの上方から上記帯状金属材の導入位置近傍に向かって流入させるとともに、残りを上記浴中ロールの下方で且つ上記帯状金属材の導出位置近傍から上記回収容器のめっき浴液吸引口に向かって流入させる流入工程と、を備えていることを特徴とする連続溶融めっき方法。
IPC (2件):
C23C 2/00 ,  C23C 2/40

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