特許
J-GLOBAL ID:200903047758681744

タービン動翼の翼先端に対する耐摩耗層の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-186177
公開番号(公開出願番号):特開平10-030403
出願日: 1996年07月16日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 タービン動翼の先端部における耐摩耗層の寸法精度と耐久性能の向上を図るようにする。【解決手段】 翼本体6の先端面に対してニッケルメッキ層7によりアルミナ砥粒5の下端部を仮止めし、ニッケル系耐熱合金を減圧環境下で溶射することにより形成されるニッケル系耐熱合金層8によってアルミナ砥粒5を翼本体6の先端面に固着し、HIP処理でニッケルメッキ層7とニッケル系耐熱合金層8とを拡散させた後、機械加工によってアルミナ砥粒5の先端に達するまでニッケル系耐熱合金層8を削除し、更に、ケミカルミーリング加工によりアルミナ砥粒5の先端部近傍のニッケル系耐熱合金層8を除去してアルミナ砥粒5の先端部分を露出させ、翼本体6の先端部に耐摩耗層4を形成する。
請求項(抜粋):
翼本体の先端面に対してメッキ層により粒状研摩材を仮止めし、耐熱合金を溶射することにより形成される耐熱合金層によって前記の粒状研摩材を翼本体の先端面に固着し、熱間等方加圧処理によって耐熱合金層中の気泡を潰し且つ前記のメッキ層と耐熱合金層とを拡散させた後、機械加工によって粒状研摩材の先端に達するまで耐熱合金層を削除し、更に、ケミカルミーリング加工によって粒状研摩材の先端部近傍の耐熱合金層を除去して粒状研摩材の先端部分を耐熱合金層から露出させることを特徴とするタービン動翼の翼先端に対する耐摩耗層の形成方法。
IPC (5件):
F01D 5/28 ,  C23C 4/08 ,  C23C 4/18 ,  F01D 11/08 ,  F02C 7/28
FI (6件):
F01D 5/28 ,  C23C 4/08 ,  C23C 4/18 ,  F01D 11/08 ,  F02C 7/28 A ,  F02C 7/28 E
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭61-019351
  • 特開平4-285198
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-019351
  • 特開平4-285198

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