特許
J-GLOBAL ID:200903047764652594

FFV用エンジンの始動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-170988
公開番号(公開出願番号):特開平6-010782
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 バッテリの消耗を有効に防止することができ、さらにエンジンの始動操作フィーリングを向上させたFFV用エンジンの始動制御方法を提供する。【構成】 まず、燃料のアルコール濃度Mに基づき設定した始動可能判定値Tesと、エンジン温度としての冷却水温TW とを比較し始動不能と判定すると、バッテリ電圧Eとバッテリ電圧設定値Es とを比較する。ここで、バッテリ電圧低下と判定したら通常制御(ヒータ暖機せず)とし、バッテリ電圧低下ではないと判定した場合には、アルコール濃度Mとアルコール濃度設定値Ms とを比較する。そして、燃料のアルコール濃度が高くヒータ暖機時間が長く必要と判定した場合は、第1の設定値I1 を設定してキースイッチ61のON直後からヒータ暖機を開始し、ヒータ暖機時間は短くて良いと判定した場合には、第2の設定値I2 を設定しイグニッションスイッチ69がONしてからヒータ暖機を開始する。
請求項(抜粋):
キースイッチがオンしたときに燃料のアルコール濃度とエンジン温度とに基づいてエンジンが始動可能か否かを判別する手順と、始動不能と判別したとき燃料のアルコール濃度が予め設定した設定値より高いか否かを判別する手順と、燃料のアルコール濃度が上記設定値より高いと判別したときは上記キースイッチがオンした直後から燃料の気化を促進する加熱手段に通電する一方、燃料のアルコール濃度が上記設定値以下と判別したときにはイグニッションスイッチがオンしたときから上記加熱手段に通電する手順とを備えたことを特徴とするFFV用エンジンの始動制御方法。
IPC (4件):
F02M 31/125 ,  F02D 19/08 ,  F02D 41/02 301 ,  F02D 45/00 301

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