特許
J-GLOBAL ID:200903047775903254

完全2次系DPLLおよびそれを用いたデスタッフ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-217438
公開番号(公開出願番号):特開平8-084071
出願日: 1994年09月12日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 完全2次系DPLLにおいて、最小のメモリ容量、極めて狭帯域かつ短い引き込み時間を同時に実現する。【構成】 1次ランダムウォークフィルタ5と2次ランダムウォークフィルタ6の時定数がそれぞれ長短2つ用意され、多値位相比較器4は、急激な周波数変化が発生した場合に発生する位相誤差が一定値を越えた場合起動信号を発生し、起動信号によって、1次ランダムウォークフィルタ5と2次ランダムウォークフィルタ6の時定数を短く設定する。タイマー10は起動信号によって起動され一定時間を経過した場合、1次ランダムウォークフィルタ5と2次ランダムウォークフィルタ6の時定数を長い方に切り替える。
請求項(抜粋):
基準周波数RfR をパルスの付加または除去により周波数調整する周波数調整器と、該周波数をR分周し、出力周波数fout を得るR分周器と、入力周波数finと前記出力周波数fout を位相比較する多値位相比較器と、前記多値位相比較器の出力である進み位相のパルス数と遅れ位相のパルス数の差をN1分割する、長短2つの時定数を有する1次ランダムウォークフィルタと、前記周波数調整器への制御パルスを得る加減算回路とを含む1次ループと、前記1次ランダムウォークフィルタの出力をN2分割する、長短2つの時定数を有する2次ランダムウォークフィルタと、前記2次ランダムウォークフィルタの出力を記憶するQカウンタと、前記出力周波数をfout によって駆動され、前記Qカウンタに記憶される値によって制御されて系の中心周波数に相当する付加または除去パルスを発生するレートマルチプライアと、前記1次ランダムウォークフィルタの出力と前記レートマルチプライアの出力を加減算し、前記周波数調整器への制御パルスを得る前記加減算回路とを含む2次ループと、急激な周波数変化が発生した場合に発生する位相誤差が一定値を越えた場合、起動信号を発生する位相比較回路と、前記起動信号によって、前記1次ランダムウォークフィルタと前記2次ランダムウォークフィルタの時定数を短く設定し、一定時間を経過すると、前記1次ランダムウォークフィルタと前記2次ランダムウォークフィルタの時定数を長い方に設定するタイマーを有する完全2次系DPLL。
IPC (3件):
H03L 7/06 ,  H03H 17/00 ,  H04J 3/07
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-280414
  • 特開平2-065314
  • 特開平1-194715

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