特許
J-GLOBAL ID:200903047776347720

2方向差動クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-268631
公開番号(公開出願番号):特開平7-119763
出願日: 1993年10月27日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 インプットギヤと回転軸の間で、固定の保持器と回転可能な保持器とによりスプラグを傾動させる2方向差動クラッチにおいて、スプラグの姿勢を制御するばね部材の組込みを容易に行なえるようにする。【構成】 回転可能な内側保持器9の内周面に、帯状バネ21を巻き付け、その帯状バネ21に設けたスプラグ挿入孔の両側辺に、スプラグ5を起立状態に保持する弾性爪片23、24を形成する。帯状バネ21の両端部に形成した当接部25、26をポケット12の端面16、17に当接させ、その当接により生じる張力によって帯状バネ21を内側保持器9の内周面に密着させる。
請求項(抜粋):
互いに嵌合するインプットギヤと回転軸の各対向面に同軸の円筒面を形成し、その両円筒面の間に、インプットギヤに固定される外側保持器と、回転自在に支持される内側保持器とを設け、その内外側の両保持器に対向して設けた複数のポケットに、上記インプットギヤと回転軸の2方向の相対回転によって上記両円筒面間に係合するスプラグを組込み、上記内側保持器の内周面に巻き付けた帯状バネに、上記各ポケットに対応する複数のスプラグ挿入孔を設け、その各スプラグ挿入孔の側辺に、スプラグの側面と接触してスプラグを中立状態に保持する弾性爪片を形成し、上記帯状バネに、内側保持器の任意のポケット端面と当接する当接部を設け、その当接部とポケット端面の接触により生じる張力によって上記帯状バネが内側保持器の内周面に密着するように構成したことを特徴とする2方向差動クラッチ。
IPC (2件):
F16D 41/06 ,  B60K 17/26

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