特許
J-GLOBAL ID:200903047780165024

多気筒内燃機関用点火装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-311883
公開番号(公開出願番号):特開2000-136765
出願日: 1998年11月02日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】【課題】回転数の脈動が生じる始動時から高速時まで気筒判別信号の検出を各自に行うことができる多気筒内燃機関用点火装置を提供する。【解決手段】信号発電子4Bがロータ4Aのリラクタr1 〜r4 のエッジを検出した時に発生するパルス信号のうち、幅広のリラクタr4 の後端側のエッジを検出した時に発生するパルス信号を気筒判別信号とし、この気筒判別信号を基準にして各気筒用のパルス信号を識別する。各リラクタの後端側のエッジでパルス信号が発生する毎に、各リラクタの幅に相当する気筒判別時間を検出して、前回検出された気筒判別時間に補正係数を乗じた値よりも今回検出された気筒判別時間が長くなった時に今回発生したパルス信号を気筒判別信号として検出する。補正係数の値を回転数に応じて切り換えて、気筒判別信号の検出を確実にする。
請求項(抜粋):
多気筒内燃機関の複数の気筒にそれぞれ対応する点火制御信号を発生する点火制御部と、前記多気筒内燃機関の各気筒に対応する点火制御信号に応答して各気筒の点火動作を行わせる点火回路とを備え、前記点火制御部は、前記多気筒内燃機関の各気筒用の基準信号発生用リラクタを含む複数のリラクタが周方向に並設されていて1つのリラクタが他のリラクタよりも極弧角が大きい気筒判別用リラクタとなっているロータと該ロータの回転方向の前方側に位置する各リラクタの前端側エッジ及び回転方向の後方側に位置する各リラクタの後端側エッジをそれぞれ検出して第1の極性のパルス信号及び第2の極性のパルス信号を発生する信号発電子とを有して、ロータが内燃機関と同期回転するように設けられた信号発電機と、前記信号発電子が第2の極性のパルス信号を発生する毎にその直前に発生した第1の極性のパルス信号の発生時刻から今回発生した第2の極性のパルス信号の発生時刻までの時間を気筒判別時間として検出して今回検出された気筒判別時間を示す数値が前回検出された気筒判別時間を示す数値に補正係数を乗じた値よりも大きくなったことが検出されたときに今回発生した第2の極性のパルス信号を気筒判別用リラクタの後端側エッジで発生した気筒判別信号として検出する気筒判別信号検出手段と、該気筒判別信号を基に前記信号発電子が順次発生するパルス信号の中から各気筒用の基準信号発生用リラクタのエッジが検出された時に発生する各気筒用の基準パルス信号を判別するパルス信号判別手段とを有する気筒判別手段とを備えて、前記各気筒用の基準パルス信号の発生位置を基準位置として各気筒用の点火位置を定めて前記点火回路に各気筒の点火動作を行わせるように前記点火回路に点火制御信号を与える多気筒内燃機関用点火装置において、前記内燃機関の平均回転数を検出する回転数検出手段が設けられ、前記気筒判別信号検出手段は、前記内燃機関の平均回転数が低い場合ほど前記補正係数の値を大きくするように、前記内燃機関の回転数に応じて前記補正係数の値を段階的に切り換える補正係数切替手段を備えていることを特徴とする多気筒内燃機関用点火装置。
IPC (3件):
F02P 3/04 303 ,  F02D 45/00 362 ,  F02P 7/067 302
FI (3件):
F02P 3/04 303 G ,  F02D 45/00 362 B ,  F02P 7/067 302 C
Fターム (20件):
3G019AA05 ,  3G019AC01 ,  3G019BA01 ,  3G019BA05 ,  3G019BA09 ,  3G019CA02 ,  3G019DC06 ,  3G019EC05 ,  3G019GA02 ,  3G019GA05 ,  3G019HA15 ,  3G084AA03 ,  3G084BA16 ,  3G084CA01 ,  3G084CA04 ,  3G084CA09 ,  3G084DA00 ,  3G084EB02 ,  3G084FA33 ,  3G084FA39

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