特許
J-GLOBAL ID:200903047783984980
被検者を複数の状態のうちの1つに分類するための方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-239571
公開番号(公開出願番号):特開平10-153947
出願日: 1997年09月04日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 被検者を、事実の集合、品質測度、またはそれら2つの組合せであるドメイン内の、複数の状態のうちの1つに分類するための方法を提供する。【解決手段】 状態は、事実の部分集合、品質測度の値、または、事実の部分集合と品質測度の値との組合せによって特徴づけられる。被検者に与えられるべき検定項目を選択するために、検定項目の付与をいつ停止するのが適切であるかを判定するために、および、被検者の分類を判定するために、決定理論的規則が特定される。被検者は、自身の有する知識または機能性の、最も高い状態内に分類される。
請求項(抜粋):
被検者を、事実の集合、ある範囲の値を有する品質測度、または事実の集合と品質測度との組合せであるドメイン内の、複数の状態のうちの1つに分類するための方法であって、知識ドメインのための事実の集合はいかなる事実の集合でもあり、機能性ドメインのための事実の集合は、被検者の機能性に関する事実の集合であり、状態は、事実の部分集合、品質測度のための前記範囲の値内の値、または事実の部分集合と品質測度のための値との組合せによって特徴づけられ、(1)第1の状態に関連する事実の部分集合もしくは品質測度値がそれぞれ、第2の状態に関連する事実の部分集合を含むかもしくは第2の状態に関連する品質測度値よりも大きいか等しい場合、または、(2)第1の状態に関連する事実の部分集合および品質測度値がそれぞれ、第2の状態に関連する事実の部分集合を含みかつ第2の状態に関連する品質測度値よりも大きいか等しい場合には、第1の状態は第2の状態よりも高いかまたは等しくかつ第2の状態は第1の状態よりも低いかまたは等しく、被検者は、被検者が有する知識または機能性の最も高い状態に分類され、前記方法は、複数の状態を含むドメインを特定しかつ各状態について高いか低いかどちらでもないかの関係を判定するステップを含み、状態についての高いか低いかどちらでもないかの関係とは、どの状態が高く、どの状態が低く、およびどの状態が高くも低くもないかについての特定であり、前記複数の状態は、事実の部分集合によって特徴づけられる第1、第2、および第3の事実状態を含み、ここで、(1)第1および第2の事実状態は第3の事実状態よりも高くかつ、第1の事実状態は第2の事実状態よりも高くも低くもないか、または、(2)第1の事実状態は第2および第3の事実状態よりも高くかつ、第2の事実状態は第3の事実状態よりも高くも低くもなく、さらに、複数の検定項目を含む検定項目プールを特定するステップと、分類されるべき被検者のための初期状態確率集合(SPS)を特定するステップとを含み、初期SPSの各構成要素は被検者がドメイン内の特定の状態に関連する確率密度値の初期推定値であり、さらに、ドメイン内の各状態sのために検定項目プール内の各検定項目iに関するクラス条件付き密度fi (x|s)を特定するステップを含み、クラス条件付き密度とは状態sにおける被検者が検定項目iに対して応答xを提供する確率の特定であり、各項目はその項目に関連するクラス条件付き密度に従って状態のドメインを複数の分割に分け、分割とは、そのためのクラス条件付き密度が同じである状態の部分集合であるかまたはそれら部分集合の合併集合である、方法。
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