特許
J-GLOBAL ID:200903047785025131

浸水浮上建築物およびその施工方法。

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-010963
公開番号(公開出願番号):特開2006-249915
出願日: 2006年01月19日
公開日(公表日): 2006年09月21日
要約:
【課題】 津波や台風高潮が発生しても建物が浮上して、浸水しない高潮水害浮上建築物及びその建造方法を提供する。 【解決手段】 地中に埋設され上面が開口し側壁および底面を備えた容器構造プール型基礎を備え、その基礎底面上に上部に建家を建築した台船型浮体を乗せ置き、台船形浮体と一体で浮体底部から鉛直下方に伸びるアンカーポールを備え、基礎底面に基礎と一体に係止部材を備えてアンカーポールと係止部材が結合し一体となるように構成する。基礎内部に連通する高潮の流入口を備え、高潮浸水が流入口から浸水し浸水状態となった時浮体は鉛直上方に浮上するが、アンカーポールが係止部材との結合固定により、浮体の流水による流動を阻止するように構成した。 【選択図】 図16
請求項(抜粋):
建築物を上に固定している浮体と、この浮体を上に載せる底面の外周部に側壁と設けている容器構造のプール型基礎と、該浮体をプール型基礎に連結するアンカーポールを有するアンカー装置とを備え、 該プール型基礎に水を侵入させない状態で、該浮体を基礎の上に載せて基礎で重量を支えると共に、該プール型基礎に水を侵入させる状態では、プール型基礎に侵入する水の浮力で浮体を鉛直上方に浮上させ、該アンカー装置でもって、侵入する流水による水平方向の流動を阻止するように構成したことを特徴とする浸水浮上建築物。
IPC (4件):
E04H 9/14 ,  A62B 37/00 ,  B63B 35/44 ,  B63C 9/00
FI (4件):
E04H9/14 Z ,  A62B37/00 Z ,  B63B35/44 A ,  B63C9/00 Z
Fターム (2件):
2E184JA10 ,  2E184LC01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 津波・洪水等の非常事態からの避難装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-436996   出願人:有限会社フジカ
  • 実用新案登録第3110611号 本発明は上記出願の改良に関するもので機能を損なうことなく、よりコストを引き下げると共に実用的な建造方法を提供するものである。

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