特許
J-GLOBAL ID:200903047793494396

燃料ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-035405
公開番号(公開出願番号):特開平6-002690
出願日: 1993年02月24日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 ウエスコ型燃料ポンプにおいて、樹脂製インペラによって高いポンプ性能を確実に実現する。【構成】 インペラ32の外周には、複数の羽根溝322と羽根板323とが交互に形成されている。羽根溝322aと羽根溝322bとの間には隔壁321が設けられている。隔壁321の外周面部3210は、羽根板323の外周面部3230より内側に位置しており、しかも外周面部3210は所定の厚さをもって形成されている。インペラ32が回転すると、底面3221、3222に沿って形成される2つの旋回流が外周面部3210より外側で滑らかに合流し、ポンプ流路流路内での流れの空白部を低減する。また、外周面部3210の厚さにより成形型による成形での変形などが低減される。このため、インペラ32の表面のうち、図1に斑点模様で図示される面は成形型による成形のみで形成され、インペラ32の両端面と羽根板323の外周面部3230とが研削加工されている。
請求項(抜粋):
円板の端面と外周面とに開口する複数の羽根溝を円板の両端面に形成する複数の羽根板と複数の隔壁とを有する樹脂製のインペラと、前記インペラを回転可能に収容するとともに、前記インペラの外周に沿ってポンプ流路を形成し、前記ポンプ流路に連通する吸込口と吐出口とを有するケーシングと、前記インペラを回転駆動するモータとを備えた燃料ポンプにおいて、前記インペラは、一方の端面と外周面とを連通する一方の羽根溝の側面と、他方の端面と外周面とを連通する他方の羽根溝の側面と、前記一方の羽根溝と前記他方の羽根溝とを外周側において軸方向に連通する連通溝の側面とを形成する羽根板と、前記一方の羽根溝と前記他方の羽根溝との間に位置し、前記羽根板の外周端より内側において終端して前記連通溝を形成するとともに、前記一方の羽根溝の底面と前記他方の羽根溝の底面との間隔が内周側から外周側に向けて徐々に接近し、かつ最外周において所定値以上の間隔をもって終端するように両底面を形成する隔壁とを備えることを特徴とする燃料ポンプ。
IPC (3件):
F04D 5/00 ,  F02M 37/08 ,  F02M 37/10
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭55-075587
  • 特許第2185155号
  • 特開平4-159493

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