特許
J-GLOBAL ID:200903047801786385

波形発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-295482
公開番号(公開出願番号):特開平5-134674
出願日: 1991年11月12日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】【目的】 ピッチ非同期方式の波形発生装置において、波形メモリの動作速度が遅くても、また、サンプリングして取り込んだ元の音高と再生する音高の比が大きくても、高い次数の補間演算を行い、精度の高い波形を発生することを目的とする。【構成】 モード指示手段160は、1サンプリング周期前の基本アドレス整数部と今回の基本アドレス整数部の差DIFに応じてモードを決定し、波形値読出し手段130はこのモードに応じて補間演算に必要なサンプル点のうち波形値記憶手段150に記憶されていないサンプル点の波形値を読出し、波形値記憶手段150に記憶された波形値と合わせて、補間演算手段170においてモードに応じた補間演算を行い、波形を発生する。
請求項(抜粋):
波形をサンプリングして得たサンプル点の波形値を記憶した波形メモリと、波形の再生を行う音高に応じたアドレス増分値を発生するアドレス増分値発生手段と、前記アドレス増分値を累算しこの値を整数部と小数部を持つ基本アドレスとして発生する基本アドレス発生手段と、1サンプリング周期以上前に前記波形メモリから読出した波形値を記憶する波形値記憶手段と、波形値記憶手段に記憶された波形値に対応するサンプル点のアドレスに関する情報を記憶するアドレス情報記憶手段と、前記基本アドレスの整数部と前記アドレス情報から波形メモリの読出しや補間演算のモードを決定し指示するモード指示手段と、前記モードに基づいて波形メモリから波形値を読出す波形値読出し手段と、前記モードに基づいて波形の補間演算を行い前記基本アドレスに対応した波形値を算出する補間演算手段とを備えた波形発生装置。

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