特許
J-GLOBAL ID:200903047802828766

真空式下水道の水路橋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-011303
公開番号(公開出願番号):特開平5-202556
出願日: 1992年01月24日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 河川等の障害物を通り抜ける際の揚程による真空度の低下を防止する。【構成】 河川1の一側に設けられた上流側真空下水管2が流入タンク7に接続され、他側に設けられた下流側真空下水管3が流出タンク8に接続されている。これらのタンク7、8を、河川1の上側をまたぐサイホン管4、通気管5で接続する。【効果】 上流側真空下水管2内の汚水は、サイホンの原理で下流側真空下水管3に流れ込むので、真空ステーションから下流側真空下水管3へ伝達された真空度は殆ど低下することなく、上流側真空下水管2へ伝達される。真空式汚水収集システムによる汚水収集流域の拡大が図れる。配管工事が簡単である。
請求項(抜粋):
障害物の一側に設けられた上流側真空下水管と、障害物の他側に設けられた下流側真空下水管と、を接続する真空式下水道の水路橋であって、該上流側真空下水管が接続された流入タンク又はトラップと、該下流側真空下水管が接続された流出タンク又はトラップと、前記障害物の上側をまたいで前記流出タンク又はトラップと流入タンク又はトラップとを接続するサイホン管と、前記障害物の上側をまたぎ前記上流側真空下水管と下流側真空下水管とを接続する通気管と、を備えてなり、前記流出タンク又はトラップに接続された下流側真空下水管の先端と、前記流入タンク又はトラップに接続された上流側真空下水管の末端とは、前記サイホン管の水封を維持するために、各タンク又はトラップにおいてそれぞれ該サイホン管の末端よりも上方に位置している真空式下水道の水路橋。
IPC (2件):
E03F 5/20 ,  E03F 5/22

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