特許
J-GLOBAL ID:200903047804024583
自家発電設備の電力逆潮流防止装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-096319
公開番号(公開出願番号):特開平11-299110
出願日: 1998年04月08日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 自家発電機と商用電源とが並列運転している際に、急激な負荷変動による電力逆潮流を、発電機やエンジンに大きな負担をかけることなく防止する。【解決手段】 工場負荷20が急激に減少し、自家発電機22が発電する電力によって商用電源35に対する逆潮流が発生する前に、受電電力用電力変換器30によって受電電力が最低受電設定値より低下することを検出する。ガバナコントローラ25は、受電電力の低下が高速制御開始設定時間を超えて継続すると、切換えスイッチ25aを高速制御用演算器27側に切換えて、自家発電機22の発電出力が予め設定される発電量だけ減少するようにエンジンガバナ24からの燃料供給量を制限する制御を行う。自家発電機22からの発電出力の低下で受電電力が回復すれば、エンジンガバナ24の燃料供給量の制御は、速度制御用演算器26による通常の速度制御に復帰する。
請求項(抜粋):
電力系統下で商用電源と並列運転する自家発電設備の電力逆潮流防止装置において、自家発電設備の発電機駆動用エンジンへの燃料供給量を速度に応じて調整するエンジンガバナと、負荷変動の予測値に従って、発電機駆動用エンジンの速度を調整するように、エンジンガバナの燃料供給量を制御する速度制御手段と、商用電源から受電する電力を検出する受電電力検出手段と、受電電力検出手段からの出力に応答し、予め設定される最低受電値に対する受電電力の低下状態が受電電力減少時間についての予め定める条件を満たすように継続するとき、速度制御手段によるエンジンガバナへの制御を停止させ、予め設定される受電電力量の削減に対応する燃料供給量となるように、エンジンガバナを逆潮流の許容時間内で制御し、受電電力が予め定める回復条件を満たすとき、速度制御手段によるエンジンガバナへの制御を回復させる高速制御手段とを含むことを特徴とする自家発電設備の電力逆潮流防止装置。
IPC (3件):
H02J 3/38
, H02P 9/00
, H02P 9/04
FI (3件):
H02J 3/38 V
, H02P 9/00 A
, H02P 9/04 J
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