特許
J-GLOBAL ID:200903047807798440

骨治療用固定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-250165
公開番号(公開出願番号):特開平11-128245
出願日: 1987年07月21日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 破砕骨を確実に把持する骨インプラントを提供する。【解決手段】 骨インプラントは、一端に配置された滑らかに丸められた周囲の閉じたドーム、他端に配置された周囲の閉じたリング、及びこれらの間を延在して両端にて前記ドーム及びリングに連結されている複数の薄い細長いストリップを有する膨張スリーブであって、前記複数のストリップは円筒形のスリーブ壁を規制し、前記ストリップは長さ方向に厚さが変化され、又、前記円筒形のスリーブはそのレスト位置に円形リングの外径と等しい外径、該リングの内径に等しい該リングに隣接する部分の内径、及び、前記リングの内径よりも小さい該リングから離れた位置の内径を有する、前記膨張スリーブと、前記円形リングの内径と本質的に等しい直径を有する実質的に円筒形本体部分を一端に有する細長いプランジャーと、を有する。
請求項(抜粋):
骨折した大腿部を安定させるための組立体であって、大腿骨頭骨に形成された空洞内部に受け入れられて該頭部を把持するようになされた前端部、及びこの前端部から大腿骨頸部を通って患部の大腿骨の転子間領域内へ延在するようになされた後端部を有する細長い横部材であって、前記後端部は円筒形の貫通穴を備えており、この貫通穴は横部材の長手方向軸線に対して傾いた角度とされ、これにより横部材の前端部が大腿骨頭部内に挿入されたときに大腿骨の骨髄内管部と前記貫通穴とが大体整合されるようになっている前記横部材と、末端部及び基端部を有する骨髄内ロッドであって、前記基端部の横断面の最大寸法は横部材の後端部に形成されている前記円筒形の貫通穴よりも僅かに小さく、これにより骨髄内ロッドの前記基端部が緊密なスライド嵌合で前記貫通穴に受け入れられることができて、骨髄内ロッドに対する横部材の回転及び並進運動の調節を可能にしている前記骨髄内ロッドと、細長い横部材及び骨髄内ロッドを解除可能にロックして、互いに組立てられたときは相対的な並進及び回転運動を防止するようになす、別個の積極的な作用手段とを含んで成る組立体。

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