特許
J-GLOBAL ID:200903047818495104

レーザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野河 信太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-049704
公開番号(公開出願番号):特開2000-261081
出願日: 2000年02月25日
公開日(公表日): 2000年09月22日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、レーザに関し、広範囲の出力波長に調整可能な小型高性能のレーザを提供することを課題とする。【解決手段】 本発明は、レーザ発生媒質の基本ビームよりも長い波長を有する予め選択された出力周波数を有するレーザを生成する装置であり、レーザ共振器空洞は2つの反射面の間に形成され、レーザ発生媒質はレーザ共振器空洞内に配置され、基本波長ビームを生成する。光パラメータ発振器空洞はレーザ共振器空洞反射面のうちの1つと鏡のような第3の反射面との間に形成される。非線形結晶片は第1および第3の反射面に対して光を授受するように配置される。レーザ共振器および光パラメータ発振器の光軸は少なくとも部分的に分岐し、かつ部分的に重なり合っている。レーザ発生媒質によって生成された基本波長ビームは光パラメータ発振器空洞へ誘導され、非線形結晶でその一部はより長い波長を有する出力波長ビームに変換される。
請求項(抜粋):
予め選択された周波数のレーザ出力を提供するレーザであって、a) 第1反射面と第2反射面との間に形成されたレーザ共振器空洞を有し、共振器光軸を有するレーザ共振器、b) 前記レーザ共振器空洞内に配置され、基本波長ビームを発生するレーザ発生媒質、c) 前記第1反射面と第3反射面との間に形成された光パラメータ発振器であって、光パラメータ発振器空洞は前記共振器光軸から部分的に分岐し、かつ部分的に重なり合う発振器光軸を有する光パラメータ発振器(OPO)、d) 前記光パラメータ発振器空洞内において前記発振器光軸および前記共振器光軸上で前記第1および第2反射面に対して光を授受するように配置され、基本波長ビームを基本波長ビームよりも長い波長を有する予め選択された出力波長ビームに変換するように配向された非線形結晶、e) 前記基本波長ビームを光パラメータ発振器キャビティ内の発振器光軸上に誘導し、前記非線形結晶を通過させて、基本波長ビームの一部を基本波長ビームよりも長い波長を有する予め選択された出力波長ビームに変換する手段、f) 基本波長ビームを反射し、出力波長ビームを少なくとも部分的に反射する前記第1反射面、g) 基本ビームおよび出力ビームを前記第1反射面から前記非線形結晶へ誘導し、さらに出力波長ビームを形成する手段、h) 前記出力波長ビームを前記基本波長ビームから分離させるビームセパレータ、i) 分離した基本波長ビームをさらに増幅させるために前記レーザ発生媒質へと誘導する基本波長ビーム誘導手段、j) 分離した出力波長ビームの少なくとも一部が前記非線形結晶へと反射されるように、前記分離した出力波長ビームを前記第3反射面に誘導する出力波長ビーム誘導手段、およびk) 前記出力波長ビームの一部を発振器空洞の外部へ誘導する出力カプラーからなるレーザ。
IPC (2件):
H01S 3/108 ,  G02F 1/39
FI (2件):
H01S 3/108 ,  G02F 1/39
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭49-010268
  • 特公昭48-021794
  • 固体レーザ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-147342   出願人:株式会社生体光情報研究所
引用文献:
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