特許
J-GLOBAL ID:200903047824516849

水不溶性重合体粒子の水性分散液の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-083447
公開番号(公開出願番号):特開平6-025314
出願日: 1993年04月09日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、コアーおよびシェルの重合体粒子に関し、コア中に微小空所および前記粒子の外側に微小空所と連結している1つ以上の通路を有する、コアおよびシェルの重合体粒子に関する。【構成】 これらの粒子すなわちLCAPsは、重合体酸のコアーを生成し、このコアーを塩基に透過性のシェル重合体にすっぽり包み、次いで調節させた方法によってコアーを膨潤させ、破裂させるように、コアーを中和させることによって製造する。この調節された破裂によりシェル中に通路が生成される。【効果】 これらの粒子は、アクリル系フィルムに補強性を与えるために、目標化合物のための調節された解放装置として、被覆用組成物の不透明化剤として、被覆用組成物に使用される顔料物質またはエキステンダーの1部または全ての助剤または代替え品として、用いられる。
請求項(抜粋):
(a) 遊離基開始剤、および1種またはそれ以上のモノエチレン性不飽和単量体および少なくとも約5モル%のカルボン酸単量体または酸無水物単量体を含有するコアー単量体系、を含有する水性媒質中において一連の乳化重合を行い、それにより約0.05〜1μの平均粒径を有する分散されたコアー粒子を生成させ、(b) 前記(a) から得られた分散されたコアー粒子の存在において、イオン化可能の基を有しない少なくとも1種のモノエチレン性不飽和単量体を含有するシェル単量体系を重合して、コアー粒子上にシェル重合体を生成させ、そのさい、シェル単量体混合物中の任意のモノエチレン性不飽和カルボン酸は、シェル単量体の約10モル%以下の量において存在させ、得られたコアー-シェル粒子は、中和および膨潤の前に約0.07〜4.5μの平均粒径を有し、コアー生成性単量体およびシェル生成性単量体の相対量は、得られた分散された粒子において、コアーの重量:全重合体の重量の比が約1:2〜1:100になるようにし、そして(c) 前記の生成した粒子を、塩基を用いて、コアーを膨潤させ、かつコアーの中に微小空所および粒子の外部に微小空所を連結している少くとも1つの通路を含有する粒子を生成するように中和することから成る、水不溶性重合体粒子の水性分散液の製造方法。
IPC (2件):
C08F 2/22 MBL ,  C08F 2/44 MCS

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