特許
J-GLOBAL ID:200903047837721328
陰イオン選択性電極
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平木 祐輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-217424
公開番号(公開出願番号):特開平9-061396
出願日: 1995年08月25日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】有機水銀系の感応物質に基づく陰イオン選択性電極の安定性を高める。また、長期的に電極性能が維持される塩素イオンセンサを提供する。【解決手段】有機水銀系の感応物質に基づく陰イオン選択性電極において、金属に配位して錯体を形成する配位化合物を加えて用いる。または前記陰イオン選択性電極において、感応物質と共通の水銀残基を有する第2の水銀化合物を加えて用い,さらに好ましくは芳香族系の可塑剤を用いる。さらに、有機水銀系の塩素イオン感応物質、可塑剤及び硼素化合物系の添加剤を含む高分子支持膜型の塩素イオン感応膜と、前記感応膜を設けた内部溶液収容容器とこの容器内に配置された内部電極を備えた塩素イオンセンサを提供する。【効果】金属の反応性が低下し、血液中の妨害物質による影響を受けにくくなり、電極の安定性が高まる。また、第2の水銀化合物が,単独,もしくは芳香族系の可塑剤と共同して,水銀残基の補給庫として作用し,感応物質の分解による損失を補い,安定性が高まる。
請求項(抜粋):
有機金属化合物を感応物質として含む陰イオン選択性感応膜において,次式(I)【化1】〔式中、R1 、R2 はアルキル基、アリール基またはそれらの誘導体からなる置換基あるいは水素、Zは非共有電子対を有する原子を示す〕で表される配位化合物を含むことを特徴とする陰イオン選択性感応膜。
IPC (2件):
G01N 27/333
, G01N 27/416
FI (2件):
G01N 27/30 331 C
, G01N 27/46 351 K
前のページに戻る