特許
J-GLOBAL ID:200903047842837598

転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩木 謙二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-083079
公開番号(公開出願番号):特開2007-255637
出願日: 2006年03月24日
公開日(公表日): 2007年10月04日
要約:
【課題】軸受回転時における密封板の装着性及び耐磨耗性を向上させることで軸受内部の密封性を長期に亘って一定に維持することが可能な低コストの転がり軸受を提供する。【解決手段】複数の転動体32の両側に回転輪28と静止輪30とで囲まれた環状の空間領域のうち、一方側の空間領域を覆うように環状の密封部材36が設けられている。密封部材は、その基端36eが回転輪のシール溝28gに装着され、その先端36fが静止輪に向けて延出し、且つ異物浸入防止機構を備えていると共に、基端から先端に向けて延出した環状の芯金42を有する。環状の芯金は、その基端42eがシール溝の形状に沿って屈曲させたカール形状を成し、少なくとも基端の表面に弾性材44が被覆されており、当該基端をシール溝に向けて加締めて密封部材の基端をシール溝に装着させた状態で、当該芯金の基端に被覆された弾性材は、シール溝に対して圧接して隙間無く密着する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定方向に回転可能な回転輪と、回転輪に対向して固定可能な静止輪と、回転輪と静止輪との対向面間に転動自在に介在された複数の転動体とを備えた転がり軸受であって、 複数の転動体の両側においてそれぞれ回転輪と静止輪とで囲まれた環状の空間領域のうち、少なくとも一方側の空間領域を覆うように環状の密封部材が設けられており、 環状の密封部材は、その基端が回転輪に形成された環状のシール溝に装着され、その先端が静止輪に向けて延出し、且つ軸受内部への異物の浸入を防止するための異物浸入防止機構を備えていると共に、基端から先端に向けて延出した環状の芯金を有しており、 環状の芯金は、その基端がシール溝の形状に沿って屈曲させたカール形状を成していると共に、少なくともカール形状を成す基端には、その表面に弾性材が被覆されており、 カール形状を成す芯金の基端をシール溝に向けて加締めることで、密封部材の基端をシール溝に装着させた状態において、当該芯金の基端に被覆された弾性材は、シール溝に対して圧接して隙間無く密着することを特徴とする転がり軸受。
IPC (5件):
F16C 33/78 ,  F16C 33/66 ,  F16C 33/80 ,  F16C 19/06 ,  F16C 19/26
FI (6件):
F16C33/78 E ,  F16C33/78 D ,  F16C33/66 Z ,  F16C33/80 ,  F16C19/06 ,  F16C19/26
Fターム (18件):
3J016AA01 ,  3J016BB03 ,  3J016BB04 ,  3J016BB17 ,  3J016CA02 ,  3J016CA03 ,  3J016CA06 ,  3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA52 ,  3J101AA62 ,  3J101BA73 ,  3J101CA11 ,  3J101DA11 ,  3J101FA31 ,  3J101GA24 ,  3J101GA29
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • シール装置付転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-008491   出願人:日本精工株式会社
  • 転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-147405   出願人:光洋精工株式会社
  • 複列軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-023739   出願人:ミネベア株式会社

前のページに戻る