特許
J-GLOBAL ID:200903047845722228

ピストンの上死点位置検出装置および燃料噴射ポンプの噴射時期設定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-267247
公開番号(公開出願番号):特開平8-121230
出願日: 1994年10月31日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 ピストンの上死点位置を精度良く検出するとともに、上死点位置検出作業を著しく効率化する。【構成】 レーザ距離測定部4によりピストン3の位置を検出し、位置変化率算出部5がクランク角度に対するピストン位置変化率を算出し、最大クランク角度検出部6が位置変化率が最大となるクランク角度を最大クランク角度として検出する。また、上死点クランク角度演算部7が最大クランク角度に基づいて上死点クランク角度を算出し、クランク軸モータ駆動部9が上死点クランク角度を基準にしてクランク軸モータ2を所定角度回転させて停止させる。このように検出誤差の少ない位置変化率が最大となるクランク角に基づいてピストンの上死点クランク角度を逆算するようにしているので、上死点クランク角度を直接検出するよりも、精度良く上死点位置を検出できる。
請求項(抜粋):
エンジン(E)のクランク軸(1)を回転させるクランク軸モータ(2)と、ピストン(3)の位置をレーザ光等で計測するピストン位置検出手段(4)と、クランク角度に対するピストン位置の変化率を算出し、その位置変化率が最大になるクランク角(θm)を検出する最大クランク角度検出手段(5)(6)と、その最大クランク角(θm)に基づいてピストンの上死点クランク角度(θj)を算出する演算手段(7)と、算出された上死点クランク角度(θj)に基づいてクランク軸モータ(2)を駆動するクランク軸モータ駆動手段(9)とを含むことを特徴とする、ピストンの上死点位置検出装置。
IPC (4件):
F02D 41/40 ,  F02D 45/00 362 ,  F02M 65/00 301 ,  G01M 15/00

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