特許
J-GLOBAL ID:200903047850349918

内部空隙が無く、外側のヒケが存在しない均質な射出成形部品を製造する方法及びその成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-258520
公開番号(公開出願番号):特開平6-315947
出願日: 1993年10月15日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 内部空隙が無く、外側のヒケが存在しない射出成形部品を製造する方法及装置を提供する。【構成】 加圧ガスが高温のプラスチックを一方の金型半体から付勢して離し、その他方の金型半体に押し付け、金型部分14、16が分離する結果、加圧ガスは、高温のプラスチックの後方で均一に配分され、その圧力は冷却中、維持される。適用例いかんにより、該プラスチックがキャビティ18を完全に充填するようにし、又は満たすが、完全には充填しないようにし、又金型部分14、16を再度閉じたとき、係合面が当接し、又は一部閉じた状態に維持することが出来る。プラスチックが収縮する間に、金型キャビティ18内のガスが仕上げ部品の仕上げ外面に達するのを阻止するため、プラスチックによりガスシールが形成される。
請求項(抜粋):
内部空隙が無く、外側のヒケが存在しない均質な射出成形部品を製造する方法であって、固定金型部分及び可動金型部分により形成された、部品を形成するキャビティを有する成形装置を高温の流動性熱可塑性樹脂源及び加圧ガス源に取り付ける段階と、所定の締め付け力で前記金型部分の係合面を互いに締め付ける段階と、所定の量の前記熱可塑性樹脂を前記金型キャビティ内に射出する段階と、を備え、前記熱可塑性樹脂の所定の量が、前記金型キャビティの容積よりも少ない量であり、更に、前記熱可塑性樹脂が依然、流動性である間に、前記ガスを前記金型キャビティ内に導入し、これにより、前記金型キャビティを加圧し、前記熱可塑性樹脂を前記金型部分の一方から離れさせて、前記金型部分の他方に向ける段階を備える製造方法にして、前記可動金型部分に作用する分離力を前記締め付け力よりも大きいするのに十分な第一の圧力で前記ガスを導入し、これにより、前記金型部分を前記固定金型部分とのクランプ状態から付勢させ、前記金型キャビティの容積を増大させる段階を備え、前記金型の分離により、ガスが前記金型キャビティの全体に且つ前記熱可塑性樹脂に対して均一に配分されることを許容し、前記加圧ガスを前記第一の圧力で導入することを続行し、前記金型部分を付勢して更に分離させる段階と、前記可動金型部分が所定の距離だけ前記固定金型部分から分離されたとき、加圧ガスの導入を停止する段階と、前記締め付け力を前記分離力よりも大きい値まで増大させ、これにより、前記分離力を上廻り且つ前記金型部分を互いに組み付ける段階と、を備えることを特徴とする製造方法。
IPC (5件):
B29C 45/00 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/43 ,  B29C 45/57 ,  B29C 45/70
引用特許:
出願人引用 (13件)
  • 特開昭55-059936
  • 特開平2-147216
  • 特開平3-051110
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審査官引用 (13件)
  • 特開昭55-059936
  • 特開昭55-059936
  • 特開平2-147216
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