特許
J-GLOBAL ID:200903047854473257

電子写真用有機感光体及びその下地処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-004685
公開番号(公開出願番号):特開平5-188620
出願日: 1992年01月14日
公開日(公表日): 1993年07月30日
要約:
【要約】【目的】レーザ光等の可干渉性単色光により静電潜像を記録する際の、アルミニウム支持体表面での反射光と感光層表面での反射光との干渉による画像の濃淡ムラを防止する。【構成】アルミニウム支持体(1)を硫酸浴中で陽極酸化処理する工程と、発色効果を有する有機酸中で陽極酸化処理する工程とを順次的に実施する。これにより、アルミニウム支持体(1)の表面に、厚さ0.5〜4μmの発色陽極酸化皮膜(3)と厚さ3〜20μmの硫酸皮膜(2)とが順次的に形成され、発色陽極酸化皮膜(3)と硫酸皮膜(2)との界面が一様な粗面化状態となり、支持体への入射光あるいは支持体からの反射光が不規則に屈折される。硫酸皮膜(2)の表面に有機物系材料からなる感光層(4)が形成される。
請求項(抜粋):
光源として可干渉の単色光が用いられる電子写真用有機感光体であって、アルミニウム支持体(1)の表面に、厚さ0.5〜4μmの発色陽極酸化皮膜(3)と厚さ3〜20μmの硫酸皮膜(2)とが順次的に形成され、該硫酸皮膜(2)の表面に有機物系材料からなる感光層(4)が形成されていることを特徴とする電子写真用有機感光体。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-141589
  • 特開平1-291671

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