特許
J-GLOBAL ID:200903047855558574

サーマルプリント方法及びプリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-230945
公開番号(公開出願番号):特開平11-058806
出願日: 1997年08月27日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 原画の濃度が急変する部分のプリントに際し、摩擦係数の変動に起因する色ずれや濃度むらを防止する。【解決手段】 記録材料10を送りローラ対22で送る。この送りに同期させてサーマルヘッド14の発熱素子14aを発熱データに基づき駆動し、記録材料10に画像を記録する。サーマルヘッド14の蓄熱層に蓄えられた熱を考慮して発熱データを補正する。補正した発熱データによりヘッド駆動部12を介してサーマルヘッド14の各発熱素子14aを駆動する。発熱開始時期補正部13により、補正した発熱データに基づき記録材料10と発熱素子14aとの間の摩擦力を求める。求めた摩擦力から発熱開始基準信号に対するずらし時間tを求める。このずらし時間tで発熱開始時期を補正して熱記録を行う。発熱開始時期の補正により、摩擦係数の変動に起因する記録材料送り量の変動が補正される。
請求項(抜粋):
サーマルヘッドと記録材料とを相対移動させ、この移動に同期させて出力される発熱開始信号により、発熱データに基づきサーマルヘッドの各発熱素子を駆動して熱記録を行うサーマルプリント方法において、第Mラインのプリントに際して、プリントしようとする第Mラインの各発熱データに基づき駆動される各発熱素子の熱エネルギを予測し、発熱素子の熱エネルギ変動に基づく記録材料の濃度変動を抑えるように、前記予測した熱エネルギから前記発熱開始信号のずらし量を求め、このずらし量に基づき第Mラインのプリントに際して発熱開始時期をずらすことを特徴とするサーマルプリント方法。
FI (2件):
B41J 3/20 115 C ,  B41J 3/20 115 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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