特許
J-GLOBAL ID:200903047866461238
熱間加工性および極低温靱性の優れた高Mnステンレス鋼材
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-056499
公開番号(公開出願番号):特開平10-251807
出願日: 1997年03月11日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【目的】 板厚中央部で、4Kの極低温での 0.2%耐力が 1200N/mm2以上の高強度と、KIC値で評価される破壊靱性値が 200MPam1/2 以上の高靱性を有し、同時に、熱間加工割れを防止した高Mnステンレス鋼材を提供する。【構成】 高窒素型高Mnステンレス鋼材の組成のうち、特に、かつ35%≦Nieq+0.8 ×Creq≦40%を満足するとともに、P:0.008 %以下、S:0.003 %以下、P%+S%≦0.011 %、O:0.0050%以下、Pb:5 ×10-4%以下、清浄度d:0.1 %以下、に各々規制し、更に、平均オーステナイト粒径が0.05〜0.17mmで、かつオーステナイト粒の展伸度AIl が1.2 以下である極低温用高Mnステンレス鋼材である。
請求項(抜粋):
質量%にて、C:0.03〜0.10%、Si:0.10〜0.50%、Mn:18〜30%、Ni:5 〜8 %、Cr:12〜18%、Mo:0.50〜 3.00 %、Al:0.01〜0.07%、N:0.15〜0.28%を含有し、かつ35%≦Nieq+0.8 ×Creq≦40%( 但し、Nieq= Ni%+30×C%+30×N%+0.5 ×Mn%、Creq= Cr%+Mo%+1.5 ×Si%+0.5 ×Nb%)を満足するとともに、P:0.008%以下、S:0.003 %以下、O:0.0050%以下、Pb:5 ×10-4%以下、清浄度d (但しJIS G 0555測定法による) :0.1 %以下に各々規制し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、平均オーステナイト粒径( 但しASTM E112 -1995,13.5,234 頁の測定方法による) が0.05〜0.17mmで、かつオーステナイト粒の展伸度AIl ( 但しASTM E112 -1995,16.3.5,237 頁の測定方法による) が1.2 以下であり、板厚中央部において、絶対温度4Kで、1200N/mm2 以上の 0.2%耐力および200MPam 1/2 以上の破壊靱性値を有することを特徴とする、熱間加工性および極低温靱性の優れた高Mnステンレス鋼材。
IPC (3件):
C22C 38/00 302
, C22C 38/58
, G21B 1/00 ZAA
FI (3件):
C22C 38/00 302 A
, C22C 38/58
, G21B 1/00 ZAA E
引用特許:
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