特許
J-GLOBAL ID:200903047866727831

油圧式動力伝達継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-004544
公開番号(公開出願番号):特開平8-193628
出願日: 1995年01月17日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】 油圧式動力伝達継手において、スペースの縮小が可能で、ピン部材の固着、オリフィスの破損を防止し、かつ、部品点数、加工部位を削減する。【構成】 ロータリバルブ41に形成され吐出ポート44に連通する高圧室58内に、流動抵抗発生手段としてのオリフィス70を形成したカラー部材69を設け、カラー部材69内にオリフィス70を通過した油の流量抵抗力が作用する弁体71と弁体71を付勢する弾性部材77を設けるとともに、流量抵抗力が所定値以上になったとき弁体71が着座して流路74を閉止する弁座73を設けるようにした。
請求項(抜粋):
相対回転可能な入出力軸間に設けられ、前記一方の軸に連結され、内側面に2つ以上の山を有するカム面を形成したカムハウジングと;前記他方の軸に連結されるとともに、前記カムハウジング内に回転自在に収納され、複数のプランジャー室を軸方向に形成したロータと;前記複数のプランジャー室のそれぞれに、リターンスプリングの押圧を受けて往復移動自在に収納されるとともに、前記両軸の相対回転時に前記カム面によって駆動される複数のプランジャーと;前記ロータに形成され、前記プランジャー室と通じる吸入吐出孔と;前記ロータの端面に回転自在に摺接するとともに、前記カムハウジングとの間で所定の関係に位置決めされ、前記吸入吐出孔との位置関係によって吸入弁および吐出弁の作用をする複数の吸入ポート、吐出ポートを表面に形成したロータリバルブと、前記プランジャーの駆動による吐出油の流動により流動抵抗を発生する流動抵抗発生手段を備え;前記両軸の回転速度差に応じたトルクを伝達する油圧式動力伝達継手において、前記ロータリバルブに形成され前記吐出ポートに連通する高圧室内に、前記流動抵抗発生手段としてのオリフィスを形成したカラー部材を設け、該カラー部材内に前記オリフィスを通過した油の流量抵抗力が作用する弁体と該弁体を付勢する弾性部材を設けるとともに、流量抵抗力が所定値以上になったとき弁体が着座して流路を閉止する弁座を設けたことを特徴とする油圧式動力伝達継手。

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