特許
J-GLOBAL ID:200903047867968395

燃料油容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-199006
公開番号(公開出願番号):特開平5-038791
出願日: 1991年08月08日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 介在する接着材層の欠陥の有無を非破壊状態で検知可能で、特に燃料油に対するバリヤー性に優れた燃料油容器を提供すること。【構成】 接着材層が、少なくとも不飽和カルボン酸及び/又はその誘導体でグラフトした変性ポリエチレン系樹脂 0.1重量%以上並びに未変性線状超低密度ポリエチレン系樹脂5.0〜40重量%を含有し、密度が 0.925g/cm3 以上であり、グラフトしたモノマーの合計含有率が 0.001〜5.0重量%である樹脂組成物から成り、超音波を用いて測定した主材層と接着材層との音響インピーダンスの差が 8.5×10-3g/cm2 ・μsec 以上であるポリエチレン系主材層/接着材層/エチレン-酢酸ビニル共重合体のけん化物層の層構造を有する燃料油容器。
請求項(抜粋):
少なくとも接着材層を介して、外側にポリエチレン系樹脂を主成分とする主材層及び内側にエチレン酢酸ビニル共重合体けん化物層が積層されてなる多層構造の燃料油容器であり、該接着材層が、(A)密度が0.930g/cm3 以上、主鎖の炭素数1000個当りの短鎖の分岐数が20個以下、メルトフローレートが0.01g/10分以上である高密度ポリエチレン樹脂?@、密度が0.910g/cm3 以上0.935g/cm3 未満、メルトフローレートが0.1〜50g/10分、示差走査熱量計による融点が115〜130°C、主鎖の炭素数1000個当りの短鎖の分岐数が5〜30個である線状低密度ポリエチレン樹脂?A、前記高密度ポリエチレン樹脂?@に不飽和カルボン酸及び/又はその誘導体をグラフトさせることによって得られる変性高密度ポリエチレン樹脂?Bおよび前記線状低密度ポリエチレン樹脂?Aに不飽和カルボン酸及び/又はその誘導体をグラフトさせることによって得られる変性線状低密度ポリエチレン樹脂?Cからなる群から選ばれた樹脂であって、変性高密度ポリエチレン樹脂?B及び/又は変性線状低密度ポリエチレン樹脂?C0.1重量%以上を含むポリエチレン樹脂60〜95重量%及び(B)密度が0.890g/cm3 以上0.910g/cm3 未満、主鎖の炭素数1000個当りの短鎖の分岐数が18〜60個、メルトフローレートが0.1〜30g/10分、示差走査熱量計法による融点が110〜125°Cである線状超低密度ポリエチレン樹脂40〜5重量%を含有し、密度が0.925g/cm3 以上であり、グラフトした不飽和カルボン酸及び/又はその誘導体の割合が0.001〜5.0重量%である樹脂組成物から成り、20〜25MHzの超音波を用いて測定した主材層と接着材層との音響インピーダンスの差が8.5×10-3g/cm2 ・μsec以上であることを特徴とする燃料油容器。
IPC (3件):
B32B 27/28 102 ,  B32B 27/32 101 ,  B65D 1/09

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