特許
J-GLOBAL ID:200903047869652832

逆転検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-287262
公開番号(公開出願番号):特開平11-117780
出願日: 1997年10月20日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】回転要素の逆転を、1種類の信号状態をみるだけで判定できるようにする。【解決手段】回転要素としてのエンジン出力軸1の外周に等間隔に歯1aが形成されている。歯1aの通過によって、互いに異なる位相のパルス信号を発生する2つの回転数センサS1、S2が配置される。各センサS1とS2との出力信号の偏差信号が差動回路11から出力され、この偏差信号がハイパスフィルタ12によって処理されて、比較回路13に入力される。フィルタ12から出力される処理信号は、正弦波のような波形とされるが、この波形の末端部分には、フィルタ12による過渡特性に起因して1つの波が余分に形成される。この余分な波によって、比較回路13からの処理パルス信号は、正転状態と逆転状態とで大きく相違することになり、処理パルス信号という1種類の信号状態をみることによって逆転判定を行うことが可能になる。
請求項(抜粋):
それぞれ回転要素の回転数に応じたパルス信号を発生させると共に、互いに位相の異なるパルス信号となるように設定された第1信号発生手段および第2信号発生手段と、前記第1信号発生からのパルス信号と第2信号発生手段からのパルス信号との偏差信号を得る偏差手段と、前記偏差手段により得られた偏差信号を微分要素を含むフィルタによって信号処理する第1処理手段と、前記第1処理手段により処理された処理信号を判定値と比較して、処理パルス信号を得る第2処理手段と、前記第2処理手段により得られた処理パルス信号の発生状態に基いて、逆転状態であるか否かを判定する逆転判定手段と、を備えていることを特徴とする逆転検出装置。
IPC (5件):
F02D 17/04 ,  F02D 41/22 330 ,  F02D 45/00 345 ,  F02D 45/00 362 ,  F02P 11/02 303
FI (5件):
F02D 17/04 P ,  F02D 41/22 330 F ,  F02D 45/00 345 H ,  F02D 45/00 362 Z ,  F02P 11/02 303 Z

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