特許
J-GLOBAL ID:200903047872802284

極めて深絞り性に優れる冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-218661
公開番号(公開出願番号):特開平7-070650
出願日: 1993年09月02日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【構成】 C:0.0015wt%以下、Si:0.1 wt%以下、Mn:0.5 wt%以下、Al:0.1 wt%以下、P:0.05wt%以下、S:0.01wt%以下及びN:0.003 wt%以下を含み、かつTi:0.1 wt%以下及びNb:0.05wt%以下のうちの少なくとも1種を含有し、残部はFe及び不可避的不純物よりなる鋼を素材として、この鋼素材に熱間圧延を施す際、仕上圧延での出側3パスにおける累積圧下率を50%以上としてAr3変態点以上で仕上圧延を終了し、この仕上圧延終了から0.5 秒以内に冷却を開始して冷却開始温度から(Ar3 変態点-60°C)までの温度域を50〜400 °C/sの冷却速度で冷却した後、800 〜550 °Cの範囲の温度で巻取り、その後、冷間圧延、次いで連続焼鈍を行う。【効果】 C量の低減に由来した熱延板段階での結晶粒粗大化が効果的に抑制でき、深絞り性に優れた冷延鋼板が得られるようになった。
請求項(抜粋):
C:0.0015wt%以下、Si:0.1 wt%以下、Mn:0.5 wt%以下、Al:0.1 wt%以下、P:0.05wt%以下、S:0.01wt%以下及びN:0.003 wt%以下を含み、かつTi:0.1 wt%以下及びNb:0.05wt%以下のうちの少なくとも1種を含有し、残部はFe及び不可避的不純物よりなる鋼を素材として、この鋼素材に熱間圧延を施す際、仕上圧延での出側3パスにおける累積圧下率を50%以上としてAr3 変態点以上で仕上圧延を終了し、この仕上圧延終了から0.5 秒以内に冷却を開始して冷却開始温度から(Ar3 変態点-60°C)までの温度域を50〜400 °C/sの冷却速度で冷却した後、800 〜550 °Cの範囲の温度で巻取り、その後、冷間圧延、次いで連続焼鈍を行うことを特徴とする極めて深絞り性に優れる冷延鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14

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