特許
J-GLOBAL ID:200903047873609232

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-348692
公開番号(公開出願番号):特開平10-184887
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 自動変速機の個体差による油圧特性のばらつきや作動油温の高低等に起因するシフトレスポンスの悪化やシフトショックを容易にして確実に防止可能な自動変速機の変速制御装置を提供する。【解決手段】 自動変速機の油温と内燃エンジンまたは油圧ポンプの回転速度とに基づき設定された複数の設定点(Pij)に対応する制御パラメータの制御値(Tfbij,Tflij,DAij)をマップとして記憶する記憶手段と、油温検出手段と回転速度検出手段の検出結果に基づき上記マップ上で検出点を規定し、複数の設定点の中から検出点を包囲する複数点を選択する選択手段(S7)と、選択された複数点における制御値を上記マップより求め(S9)、該制御値を補間処理することにより検出点に対応する制御パラメータ(Tf,DA)の制御量(Tfb,Tfl,DA)を算出する制御量算出手段(S10,S12)とを備えている。
請求項(抜粋):
内燃エンジンと駆動輪との間に介装される自動変速機の変速制御装置において、前記自動変速機の所定の変速段を達成する係合用摩擦要素に供給される油圧を制御パラメータにより制御する油圧制御手段と、前記自動変速機の油温を検出する油温検出手段と、前記内燃エンジンまたは前記油圧を発生する油圧ポンプの回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記自動変速機の油温と前記内燃エンジンまたは油圧ポンプの回転速度とに基づき設定された複数の設定点に対応する前記制御パラメータの制御値をマップとして記憶する記憶手段と、前記油温検出手段と前記回転速度検出手段の検出結果に基づき前記マップ上に検出点を規定し、前記複数の設定点の中から前記検出点を包囲する複数点を選択する選択手段と、前記選択された複数点における制御値を前記マップより求め、該制御値を補間処理することにより前記検出点に対応する前記制御パラメータの制御量を算出する制御量算出手段と、を備えることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/06 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:72
引用特許:
審査官引用 (2件)

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