特許
J-GLOBAL ID:200903047885977474

微調整式切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-055540
公開番号(公開出願番号):特開2002-254217
出願日: 2001年02月28日
公開日(公表日): 2002年09月10日
要約:
【要約】【課題】 高速回転時に切刃の突出を抑えてボーリング加工を可能にする微調整式切削工具を提供する。【解決手段】 工具本体100に形成された取付孔100Aに、切刃10を備えたスローアウェイチップ8が、微調整機構Aを介して取り付けられてなる微調整式切削工具において、先端に切刃10を突出させてスローアウェイチップ8を保持するカートリッジ6を軸線方向後端側に引き込んで工具本体100に固定する引き込みボルト64を設ける構成とした。工具本体100に、その外周からカートリッジ6の後端側に通じるように挿入孔110を穿設し、引き込みボルト64がこの挿入孔110の工具本体100外周側開口部の周囲に当接可能となるようにし、引き込みボルト64とカートリッジ6とが、挿入孔110を介して雌ネジ部63と雄ネジ部64cとで互いに螺着するように構成した。
請求項(抜粋):
工具本体に形成された取付孔に、切刃を備えた切刃部材が、該切刃の前記工具本体からの突出量を微調整する微調整機構を介して取り付けられてなる微調整式切削工具であって、前記微調整機構は、前記取付孔に装着される略筒状のブッシュと、このブッシュの軸線方向に進退可能かつ該軸線回りの回転が拘束されて該ブッシュの内周部に装着され、先端に前記切刃を突出させて前記切刃部材を保持するカートリッジと、該カートリッジを前記軸線方向後端側に付勢する付勢部材と、前記ブッシュの前記先端側の開口部に臨んで前記ブッシュと前記カートリッジとの間に介装され、前記ブッシュの先端側に当接して前記ブッシュに回転可能に嵌合されるとともに前記カートリッジの外周部に螺合された調整ダイヤルと、前記切刃の突出量が微調整された状態で、前記カートリッジを前記軸線方向後端側に引き込んで前記工具本体に固定するカートリッジ固定部材とを備えていることを特徴とする微調整式切削工具。
Fターム (2件):
3C046KK11 ,  3C046PP03

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