特許
J-GLOBAL ID:200903047890345516

電機子の巻線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-022535
公開番号(公開出願番号):特開平8-223874
出願日: 1995年02月10日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成で巻線を整列巻きに近付け巻線数を増加させて出力を増大させる。【構成】 電機子10のコンミュテータ13を囲繞する単一のシールド部材27の先端側に所要のタング13aのみを露出させる開口部27aを設け、フライヤ34から供給されるコイルのリード線1cをタング13aに巻き付けた後、シールド部材27を軸線Xの回りに矢示方向にほぼ90度回転させることにより、リード線1cの押出しを行って結線部を強固に緊締すると共に開口部27aの位置を上下方向とする。この状態でシールド部材27を僅かに後退させてタング13aの基部を覆う位置として巻線空間を広げて複数のコイルを巻線した後、さらにコンミュテータ13を露出させる位置として巻終りのリード線を切断する。
請求項(抜粋):
旋回するフライヤから供給されるワイヤを電機子のコアに巻回して複数のコイルを形成する巻線手段と、各コイルのリード線をコンミュテータの所定のタングに結線するフッキング手段とを備えた電機子の巻線装置において、前記フッキング手段が、前記コンミュテータを囲繞して所要のタングのみを露出させる開口部を有する単一のシールド部材と、該シールド部材を軸線方向に移動させて所定の直線位置で位置決めする多段直線位置決め手段と、前記シールド部材を軸線の回りに回転させて所定の回転位置で位置決めする回転位置決め手段とからなることを特徴とする電機子の巻線装置。

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