特許
J-GLOBAL ID:200903047900569531
切欠き疲労強度の高い熱延鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊澤 宏一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-358755
公開番号(公開出願番号):特開平5-179346
出願日: 1991年12月31日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 自動車ホイールのように繰り返し荷重を受ける機械構造用部品の製造に適する切り欠き疲労強度の非常に優れた熱延鋼板の製造方法を提供する。【構成】 重量%で、C:0.05〜0.20%、Si:1.5%以下、Mn:0.8〜2.2%、P:0.005〜0.03%、sol.Al:0.01〜0.10%を含み、残部が鉄および不可避不純物である化学成分を有する鋼片を、鋳造直後あるいは1100°C以上に再加熱した後、熱間圧延を実施し、最終パス出側温度880〜960°Cで熱間圧延を終了し、熱間圧延後20〜80°C/sで600〜700°Cまで冷却する第1段冷却後、1〜10秒間空冷する第2段冷却を施し、さらに20〜100°C/sで350〜550°Cまで冷却する第3段冷却後巻き取り、フェライトとベイナイトの複合組織で、かつベイナイトを体積率で5〜20%有する組織とする。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.05〜0.20%、Si:1.5%以下、Mn:0.8〜2.2%、P:0.005〜0.03%、sol.Al:0.01〜0.10%を含み、残部が鉄および不可避不純物である化学成分を有する鋼片を、鋳造直後あるいは1100°C以上に再加熱した後、熱間圧延を実施し、最終パス出側温度880〜960°Cで熱間圧延を終了し、熱間圧延後20〜80°C/sで600〜700°Cまで冷却する第1段冷却後、1〜10秒間空冷する第2段冷却を施し、さらに20〜100°C/sで350〜550°Cまで冷却する第3段冷却後巻き取ることを特徴とする、フェライトとベイナイトの複合組織で、かつベイナイトを体積率で5〜20%有する切欠き疲労強度の高い熱延鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/02
, C22C 38/00 301
, C22C 38/06
, C22C 38/14
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