特許
J-GLOBAL ID:200903047902871243

多チャンネル信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 栄男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-015664
公開番号(公開出願番号):特開2000-217197
出願日: 1999年01月25日
公開日(公表日): 2000年08月04日
要約:
【要約】【課題】 スピーカの配置に応じた適切な到達時間補償を行うことができ、信号精度の低下、ノイズの増加を生じない多チャンネル信号処理装置を提供することを目的とする【解決手段】 使用するスピーカの種類やスピーカ使用の有無に応じて、低域再生能力の十分でないスピーカに与える信号から抽出した低域信号を、低域再生能力のあるスピーカに与えて低域を再生することがでいるようにしている。また、その際に、左用デジタル信号と右用デジタル信号に分離して、それぞれの信号につき独立してデジタルによる遅延処理を施した後、左用アナログ信号と右用アナログ信号に変換している。さらに、アナログ信号として加算処理を行うようにしている。したがって、使用するスピーカの能力、個数に応じて、適切な出力を得ることができる。また、到達時間のずれ、信号精度の低下、ノイズの増大を防止することができる
請求項(抜粋):
少なくとも前方左デジタル信号、前方右デジタル信号、低域デジタル信号を受けて、少なくとも前方左スピーカ、前方右スピーカによってこれらを再生するためのアナログ信号を生成する多チャンネル信号処理装置において、前方左デジタル信号に対し、デジタル処理による遅延処理を施す前方左信号遅延手段と、前方左信号遅延手段の出力を、アナログ信号に変換して前方左アナログ信号を出力する前方左信号変換手段と、前方右デジタル信号に対し、ディジタル処理による遅延処理を施す前右左信号遅延手段と、前方右信号遅延手段の出力を、アナログ信号に変換して前方右アナログ信号を出力する前方右信号変換手段と、低域デジタル信号から前方左スピーカ用に分離した左用低域デジタル信号に対し、ディジタル処理による遅延処理を施す左用信号遅延手段と、左用信号遅延手段の出力を、アナログ信号に変換して左用低域アナログ信号を出力する左用信号変換手段と、低域デジタル信号から前方右スピーカ用に分離した右用低域デジタル信号に対し、ディジタル処理による遅延処理を施す右用信号遅延手段と、右用信号遅延手段の出力を、アナログ信号に変換して右用低域アナログ信号を出力する右用信号変換手段と、前方左信号変換手段からの前方左アナログ信号に、左用信号変換手段からの出力信号を加えて、前方左スピーカ用アナログ信号を生成する前方左スピーカ用信号生成手段と、前方右信号変換手段からの前方右アナログ信号に、右用信号変換手段からの出力信号を加えて、前方右スピーカ用アナログ信号を生成する前方右スピーカ用信号生成手段と、を備えた多チャンネル信号処理装置。
IPC (2件):
H04S 3/00 ,  H04S 1/00
FI (2件):
H04S 3/00 Z ,  H04S 1/00 K
Fターム (3件):
5D062CC11 ,  5D062CC15 ,  5D062CC16

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