特許
J-GLOBAL ID:200903047905683235
放電加工方法及び放電加工装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-157832
公開番号(公開出願番号):特開平10-006138
出願日: 1996年06月19日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 加工中に発生し得る電極の軸ぶれ量を正確に測定し、それを考慮して電極の位置合わせを行うことにより、軸ぶれによる加工誤差の発生を防ぎ、もって被加工物の側面形状の精度を著しく向上させること。【解決手段】 放電加工により輪郭加工を開始する前に、加工中に電極1の回転により発生する虞のある軸ぶれ量eを、実際に電極1を回転させて基準測定子7に徐々に近づけて接触させ、その接触発生頻度を測定して得られた結果に基づいて求め、その軸ぶれ量eを考慮して電極1の位置合わせを行うようにしたことにより、電極1の軸ぶれによる加工誤差の発生を防いで被加工物の側面形状の精度を著しく向上させた。
請求項(抜粋):
電極と前記電極の位置決めを行う際の基準として設けられた測定子との間に所定の電圧を印加しながら、前記電極を回転させるとともに前記電極と前記測定子とを互いに十分に離れた状態から徐々に近づけていく第1の工程と、前記電極と前記測定子との間に印加された電圧の変動に基づいて前記電極と前記測定子とが接触したことを検出する第2の工程と、前記検出結果に基づいて前記電極と前記測定子との接触頻度を求めることにより、回転する前記電極の軸ぶれ量を求める第3の工程と、前記求めた軸ぶれ量に基づいて被加工物の放電加工を行う第4の工程と、を含むことを特徴とする放電加工方法。
引用特許:
前のページに戻る