特許
J-GLOBAL ID:200903047910441550

体内管路縫合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 政美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-076457
公開番号(公開出願番号):特開平7-255731
出願日: 1994年03月23日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】体内管路の縫合にあって、その縫合部分内部の狭窄をなくし、粘膜結合の状態でワンタッチで縫合できるようにすること。【構成】切り離した体内管路Pの切断部分同士を縫合する際に、環状の管路保持部2によって体内管路Pの切断部分同士を外側に鍔状に拡げた状態で保持してその拡げた部分を重ね合せ、この管路保持部2を構成する押圧側保持体内に埋設されているステープラーの針11と受側保持体に設けてある針受溝12とによりその重ね合せられた前記鍔状に拡げた部分をワンタッチで縫合し、縫合後は、これらの押圧側保持体と受側保持体とを、共にその環状が開放される方向で拡開して体内管路Pを取り出せるようにする。
請求項(抜粋):
患部が切断されて切り離した腸管の如き体内管路の切断部分同士を縫合する体内管路縫合装置において、その体内管路の切断部分同士を外側に鍔状に拡げた状態で保持してその拡げた部分を重ね合せる管路保持部を有し、この管路保持部は、切断された体内管路のうちの一方の切断部分近傍が挿入された状態でその切断端を外側に鍔状に拡げて保持する環状の押圧側保持体と、切断された体内管路のうちの他方の切断部分近傍が挿入された状態でその切断端を外側に鍔状に拡げて保持する環状の受側保持体とから構成され、この押圧側保持体と受側保持体とが接近することで、体内管路の切断端同士の鍔状に拡げた部分が接触して重ね合せられるべく形成し、前記押圧側保持体には、重ね合せられた前記鍔状に拡げた部分を縫合するステープラーの針を埋設して配し、受側保持体には、前記ステープラーの針を受ける針受溝をステープラーの針が埋設されている位置に対応してそれぞれ設けてその重ね合せられた前記鍔状に拡げた部分を縫合可能に形成し、これらの押圧側保持体と受側保持体とは、共に環状を開放すべく拡開可能に形成したことを特徴とする体内管路縫合装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭35-017443

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