特許
J-GLOBAL ID:200903047914282790

芳香族モノビニル系樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 藤郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-355550
公開番号(公開出願番号):特開平5-170825
出願日: 1991年12月24日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【構成】 芳香族モノビニル系単量体を重合工程にて連続的に重合し、次いで脱揮工程にて重合反応後の反応物から未反応物及び/又は溶剤を除去して、芳香族モノビニル系樹脂を製造するにあたり、重合開始剤を用いると共に、一般式(I)【化1】〔式中、R1 〜R4 は、それぞれ1〜5個の炭素原子を有するアルキル基を示し、R5 は水素原子又は1〜5個の炭素原子を有するアルキル基を示す。〕で表わされるフェノール系熱劣化防止剤0.01〜0.5重量%を、重合工程から脱揮工程に入るまでの間にて添加し、脱揮工程において低分子量成分が0.4重量%以下となるまで脱揮することを特徴とする芳香族モノビニル系樹脂の製造方法。【効果】 樹脂中の低分子量成分が少なく、金型へのオイル付着が防止でき、従って成形性に優れたモノビニル芳香族樹脂組成物を得ることができる。
請求項(抜粋):
芳香族モノビニル系単量体を重合工程にて連続的に重合し、次いで脱揮工程にて重合反応後の反応物から未反応物及び/又は溶剤を除去して、芳香族モノビニル系樹脂を製造するにあたり、重合開始剤を用いると共に、一般式(I)【化1】〔式中、R1 ,R2 ,R3 及びR4 は、それぞれ1〜5個の炭素原子を有するアルキル基を示し、R5 は水素原子又は1〜5個の炭素原子を有するアルキル基を示す。〕で表わされるフェノール系熱劣化防止剤0.01〜0.5重量%を、重合工程から脱揮工程に入るまでの間にて添加し、脱揮工程において低分子量成分が0.4重量%以下となるまで脱揮することを特徴とする芳香族モノビニル系樹脂の製造方法。
IPC (4件):
C08F 12/06 MJT ,  C08F 2/44 MCR ,  C08F 12/32 MJY ,  C08F220/32 MMM

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