特許
J-GLOBAL ID:200903047915453270

ゴム栓及びゴム栓の抜け防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 俊之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-204434
公開番号(公開出願番号):特開平8-050955
出願日: 1994年08月04日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 ゴム栓が容易に抜けないようにする。【構成】 ゴム栓1の軸心には電線挿通孔4が形成され、一方ゴム栓1の外周面には外部シール縁5が形成された部分の他に、端子金具3によって固定を行うための固定領域8を設ける。固定領域8は、端子金具3のうちのインシュレーションバレル7によってかしめられる圧着領域11と抜け止め領域13とから構成され、電線挿通孔4の孔壁のうち両領域11、13の境界部分に対応した位置には環状溝12が形成される。インシュレーションバレル7がかしめられると、抜け止め領域13が強制的に拡開して端子金具3と係合し、これによってゴム栓1の抜け防止がなされる。
請求項(抜粋):
軸心に沿って被覆電線を挿入可能な電線挿通孔が貫通し、外周面にはこの周面に沿って環状に突出するシール縁と、端子金具のインシュレーションバレルによってかしめられる圧着領域と、さらにこの圧着領域の外側に配され前記インシュレーションバレルと係合することでゴム栓の抜け防止を行うための抜け止め領域とが形成され、一方、前記電線挿通孔の孔壁における前記圧着領域と前記抜け止め領域とのほぼ境界部分に対応した位置には、インシュレーションバレルのかしめに伴って前記抜け止め領域を強制的に拡開変形させるための薄肉部が環状に形成されていることを特徴とするゴム栓。

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