特許
J-GLOBAL ID:200903047915917960

コンデンサの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-070142
公開番号(公開出願番号):特開平11-274006
出願日: 1998年03月19日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】 3、4位にジオキシアルキレン基が置換されたチオフェン誘導体を重合して得られる導電性組成物を、対向する電極の少なくても一方に用いたコンデンサの製造方法に関するもので、高周波特性及び耐熱性の向上を目的とする。【解決手段】 上記チオフェン誘導体を繰り返し単位とする導電性高分子層を水媒体中でアニオン系界面活性剤の存在化で、誘電体表面に重合形成するコンデンサの製造方法であり、本重合手段によれば、重合性モノマーが界面活性剤ミセル中に高濃度で取り込まれ、重合速度が速く、さらに嵩高な界面活性剤アニオンが支配的にドープされるため、電気伝導度および環境安定性の高い導電性高分子が得られ、その結果高周波特性、耐熱性の優れたコンデンサが実現できる。さらに、ニトロフェノール誘導体あるいはニトロベンゼン誘導体が共存する重合系を用いるコンデンサの製造方法である。
請求項(抜粋):
対向した一対の電極を配置する工程と、前記電極間に誘電体層を形成する誘電体層形成工程と、前記電極間において、(化1)に示すチオフェン誘導体を用意する工程と、アニオン系界面活性剤を用意する工程と、前記チオフェン誘導体を繰り返し単位として含む導電性高分子層を水媒体中で重合により形成する工程とを備えたコンデンサの製造方法。【化1】
引用特許:
審査官引用 (2件)

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