特許
J-GLOBAL ID:200903047916233304

自動車用レジスタの風向調節機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 昭夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-133334
公開番号(公開出願番号):特開2000-318438
出願日: 1999年05月13日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】通風路の上下方向の幅を小さく設定した場合に、前フィンによる圧力損失を減少させ、風量の増大及び騒音の減少を図り、しかも、風向の指向性を確保すること。【解決手段】両端の前フィン181 、183 は、それぞれ通風路2の端面に沿って近接配置され、前側分割片22、24と後側分割片23、25とに二分割されている。前側連結ロッド28、30、後側連結ロッド29、31などは、前ルーバ20が振られたとき、両端の前フィン181 、183 のうち、該振られた方向に位置する前フィンの前側分割片を、真直ぐ前方を向いた状態に保持するとともに、後側分割片を、中央前フィン182 の回動に揃えて回動させ、一方、両端の前フィン181 、183 のうち、該振られた方向とは反対側に位置する前フィンの前側分割片を、中央前フィン182 の回動に揃えて回動させるとともに、後側分割片を、真直ぐ前方を向いた状態に保持する。
請求項(抜粋):
通風路に、三枚以上のフィンからなるルーバが配設され、該ルーバの向きを調節することにより、風向きを調節する自動車用レジスタの風向調節機構において、前記三枚以上のフィンのうち両端に位置するフィンであって、通風路の端面に沿って近接配置され、かつ、前後方向に分割されたフィンと、前記両端のフィンの前側分割片及び後側分割片の向きを設定するフィン角度設定機構とを備え、前記フィン角度設定機構は、前記ルーバが振られたとき、両端のフィンのうち、該振られた方向に位置するフィンの前側分割片を、真直ぐ前方を向いた状態に保持するとともに、後側分割片を、中間フィンの回動に揃えて回動させ、一方、両端のフィンのうち、該振られた方向とは反対側に位置するフィンの前側分割片を、中間フィンの回動に揃えて回動させるとともに、後側分割片を、真直ぐ前方を向いた状態に保持するよう構成されることを特徴とする自動車用レジスタの風向調節機構。

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