特許
J-GLOBAL ID:200903047917233120

キャスターのロック機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-003385
公開番号(公開出願番号):特開平10-193906
出願日: 1997年01月10日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 部品点数の削減と構造を単純化したキャスターのロック機構を得る。【解決手段】 ロッド54が上方に移動すると、ロックレバー48が引き上げられ、突起50が外歯車44の凹部44Aから離れ、車輪42は自由に回転する。ロックバー62の端部は、ロックレバー48に押し上げられて、掛止部62Aがアウターケース16に形成された歯部72から離れ、インナーケース22は、旋回可能となる。ロッド54を下方に移動させると、圧縮コイルばね66の付勢力によって、ロックレバー48が押し下げられ、突起50が外歯車44の凹部44Aと係合し、車輪42がロックされ回転不能となる。同時に、圧縮コイルばね66の付勢力によって、ロックバー62の掛止部62Aが歯部72を掛止し、インナーケース22は、アウターケース16に対して旋回不能となる。
請求項(抜粋):
車輪を走行可能に軸支するインナー部材と、前記インナー部材を旋回可能に保持するアウター部材と、前記車輪の軸部に形成された第1凹凸部と、前記第1凹凸部と係合可能な第1ロック部材と、前記第1ロック部材を前記第1凹凸部側へ付勢する付勢部材と、上下に移動して前記第1ロック部材を前記第1凹凸部に係合させ或いは第1凹凸部との係合状態を解除させる操作部材と、前記アウター部材の内壁に形成された第2凹凸部と、前記インナー部材に設けられ、前記第1凹凸部との係合状態を解除した前記第1ロック部材に押されて前記第2凹凸部との掛止状態を解除し、第1ロック部材が第1凹凸部と係合すると前記付勢部材の付勢力により前記第2凹凸部を掛止する第2ロック部材と、有することを特徴とするキャスターのロック機構。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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