特許
J-GLOBAL ID:200903047919412463
ディジタル無線通信装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-311705
公開番号(公開出願番号):特開平9-135225
出願日: 1995年11月07日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 送信側でシリアルパラレル変換した順番及び複数回線の受信データの開始位置を、受信側で高速で判定でき通信中にデータ伝送の切断のないディジタル無線通信装置を提供する。【解決手段】 送信側に、入力信号をN分の1の伝送速度信号のN回線に分岐する1対のNのシリアルパラレル変換回路と、N分岐出力にユニークワードを付加する手段とを備えており、受信側に、ユニークワードのパタン及び遅延時間を検出して受信回線が送信側で分岐した何番目の回線を受信しているかを判定し遅延時間を調整した後に多重変換入力信号の入力を順番に並べてパラレルシリアル変換して送信側の信号を再生する手段を備えている。
請求項(抜粋):
移動局と無線基地局との間の無線通信において移動局のデータ伝送速度に応じて複数の無線回線の割り当てを同時に行なうことによって、無線回線のデータ伝送速度の複数倍のデータ伝送速度のアクセスを行なう無線アクセス方式を用いたディジタル無線通信装置であって、マイクロセルに設置した無線基地局(CS)と無線基地局が通信できるマイクロセル内の少なくとも1つの移動局(PS)とから構成されており、無線基地局は、網から移動局へ伝送する下り伝送データ信号をシリアルパラレル変換して複数の伝送データ速度に分離し複数回線の無線回線に伝送し、移動局で分離して伝送された複数の上り伝送データ信号をパラレルシリアル変換して網の信号速度にインタフェースする多重分離回路を備えており、無線基地局は、さらに、ユニークワードパタンを発生する手段と、全ての伝送データ信号ビット又は伝送データ信号ビットのうち任意のビットをユニークワードパタンで置き換えるスイッチ回路と、無線変調信号として時分割で多重分離するTDMA回路と、伝送データ信号を変復調し無線信号に変換して送信する送受信回路及びアンテナとを備えており、移動局は、複数の無線回線の受信を行なうアンテナと送受信回路と、複数無線回線の受信データ信号から送信側で挿入されたユニークワードパタンを検出する手段と、複数系列の入力データ信号を切り換えて出力するスイッチ回路と、複数のデータ信号を順次選択して端末のデータ速度にパラレルシリアル変換する多重分離回路と、複数の受信データ信号を遅延させてユニークワードのビット位置を合わせる遅延回路と、ユニークワード検出パルス種別により前記スイッチ回路の選択を制御する制御回路とを備えており、複数回線の無線基地局でデータ信号列中に挿入されたユニークワードを判別することにより、無線基地局側の多重分離回路の複数出力の何番目であるかを判定し、複数の受信データ信号を遅延させてユニークワードのビット位置を合わせて複数の無線伝送路とTDMAの多重化遅延時間により発生する送受遅延時間とを揃え、複数受信データ信号を無線基地局側の多重分離回路で分岐された順番に並び替え、移動局側の多重分離回路によりパラレルシリアル変換することにより元のデータ信号列に多重変換することを特徴とするディジタル無線通信装置。
IPC (3件):
H04J 3/00
, H04B 7/24
, H04B 7/26
FI (3件):
H04J 3/00 H
, H04B 7/24 G
, H04B 7/26 P
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