特許
J-GLOBAL ID:200903047923428420

車両のスリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-034176
公開番号(公開出願番号):特開平6-221198
出願日: 1993年01月27日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 登坂時のエンジンストール防止と加速性の向上、操縦安定性の向上を図り得るような車両のスリップ制御装置を提供する。【構成】 登坂走行時、スリップ制御によってエンジン回転数Nが低下するときには、高μ状態と判定し、μ判定フラグFを「1」に設定し、フラグFが「1」の間はスリップ制御を中断し、最低回転数の時点B1からα(α=200rpm)だけ回転数が増加後に、スリップ制御に復帰する。フラグFが「1」の間もスリップ制御の最終制御レベルFC(k)の演算を継続し、スリップ制御に復帰時には、FC(k)の演算値に所定時間taの間第1補正値aを加算してスリップ抑制を強化する。エンジン回転数Nの増加率が大きいとき低μ状態と判定してμ判定フラグFを「2」に設定してスリップ制御を実行するが、この低μ状態判定時所定時間tbの間第2補正値bを加算してスリップ抑制を強化する。
請求項(抜粋):
エンジンの出力を抑制することにより路面に対する駆動輪のスリップを抑制するトラクション制御を行うトラクション制御手段を備えた車両のスリップ制御装置において、登坂走行時におけるトラクション制御の実行中に、エンジン回転数の減少傾向から路面摩擦状態が高μ状態であると判定する第1判定手段と、前記第1判定手段により高μ状態であると判定され、かつエンジン回転数が設定回転数以下のときに、トラクション制御の制御量を制限する制限手段と、前記制限手段による制限中に、エンジン回転数が最低回転数より所定回転数だけ上昇後に制限手段の制限を解除する解除手段と、を備えたことを特徴とする車両のスリップ制御装置。
IPC (2件):
F02D 29/02 311 ,  F02D 45/00 345

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