特許
J-GLOBAL ID:200903047925234160

試験装置および試験方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-001144
公開番号(公開出願番号):特開平10-197393
出願日: 1997年01月08日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】本発明の目的は、実物モデルと数値モデルを組み合わせて実験を行うハイブリッド試験装置において、試験対象物が大規模化した場合でも、1ステップの時間刻みを短くして、試験精度の悪化を防止することができる試験装置を提供することにある。【解決手段】評価対象物を実物モデルで構成される第1の部分と数値モデルで表された第2の部分とに分け、第2の部分の挙動の計算処理をアクチュエータへの駆動指令に必要な計算処理Aとその他の計算処理Bとに分ける(2100)。さらに計算処理Aを計算処理Bよりも優先して実行し(2103)、計算処理Bが終了する前でも駆動指令をアクチュエータに出力する(2105)。
請求項(抜粋):
評価対象物を実物モデルで構成される第1の部分と数値モデルで表された第2の部分とに分け、第1の部分に力を作用させるアクチュエータと、第1の部分の状態を示す物理量を計測する計測手段と、前記計測手段の計測値に基づいて、前記計測値の計測後のある時刻における第2の部分の挙動を計算する計算手段と、を備え、前記計算手段の計算値に基づいて前記アクチュエータを駆動して評価対象物を試験する試験装置であって、前記第2の部分の挙動の計算を、前記アクチュエータを駆動するために必要な計算処理Aとその他の計算処理Bとに分けて実行し、計算処理Bの処理が終了する前に、計算処理Aの計算結果に基づいて前記アクチュエータに駆動指令を与えることを特徴とする試験装置。

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