特許
J-GLOBAL ID:200903047936069365

イチゴ培養細胞を用いたアントシアニンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-288102
公開番号(公開出願番号):特開平5-153995
出願日: 1991年11月01日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【構成】 イチゴから得られた細胞を固体培地で培養してカルス化する工程と、カルス細胞を照度3000Lux以下の光条件下で液体培養する第1培養工程と、照度3000Lux以上の光条件下で培養し培養細胞内にアントシアニンを生成させる第2培養工程と、培養細胞からアントシアニンを抽出する工程とを具備した製造方法における第2培養工程で、第1培養工程の培養後の液体培地と新規調整の液体培地とを混合した液体培地を用いることを特徴とするアントシアニンの製造方法。【効果】 第2培養工程で、第1培養工程での使用済培地を混合した液体培地を用いることにより、第2培養工程でのアントシアニン生産が促進され、この培養期間を短縮できるので、アントシアニンの生産効率が向上する。
請求項(抜粋):
イチゴから得られた細胞をオーキシンあるいはオーキシンとサイトカイニンとを添加した固体培地で培養してカルスを形成する工程と、次いでカルス細胞をオーキシンあるいはオーキシンとサイトカイニンとを添加した液体培地を用い、照度3000Lux以下の光条件下で培養する第1培養工程と、次いで培養細胞を照度3000Lux以上の光条件下で培養し培養細胞内にアントシアニンを生成させる第2培養工程と、次いで得られた培養細胞からアントシアニンを抽出する工程とを具備したアントシアニンの製造方法であって、前記第2培養工程で、第1培養工程の培養後の液体培地と新規調整の液体培地とを混ぜ合わせた液体培地を用いて培養細胞の培養を行うことを特徴とするイチゴ培養細胞を用いたアントシアニンの製造方法。
IPC (3件):
C12P 19/60 ,  C12N 5/04 ,  C12R 1:91

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