特許
J-GLOBAL ID:200903047936256270

非晶性ポリエステル樹脂、その製造方法および中空成形容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-099318
公開番号(公開出願番号):特開平11-292959
出願日: 1998年04月10日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】 (修正有)【解決手段】 下記式[I]で示される繰り返し単位から構成される25°Cのテトラクロロエタン/フェノール=1/1(重量比)の混合溶液中で測定した極限粘度[η]が0.4dl/g以上であり、DSCで測定したガラス転移温度が120°C以上である非晶性ポリエステル樹脂;[I]:「-CO-R1-CO-O-R2-O-」{「-CO-R1-CO-」は、4,4’スルホンビス安息香酸残基90〜100モル%、「-O-R2-O-」は、式[II]:「-O-(CH2)n-O-R3-O-(CH2)n-O-」{「-O-R3-O-」は、炭素数2〜12の脂肪族または脂環族ジオール残基等、nは2〜12の整数}で示されるジオール残基が5〜95モル%存在する。}。【効果】 溶融重縮合にて容易に得られ、酸素、二酸化炭素ガスバリヤー性に優れるとともに耐熱性に優れ、加熱飲料を充填しても熱変形を生じにくく、かつ所望の中空成形容器を効率よく製造しうる。
請求項(抜粋):
下記式[I]で示される繰り返し単位から構成される高分子であり、25°Cのテトラクロロエタン/フェノール=1/1(重量比)の混合溶液中で測定した極限粘度[η]が0.4dl/g以上であり、DSCで測定したガラス転移温度が120°C以上であることを特徴とする非晶性ポリエステル樹脂;【化1】{式[I]中、「-CO-R1-CO-」は、4,4’スルホンビス安息香酸残基()、またはテレフタル酸残基、イソフタル酸残基、4、4’-ビフェニルジカルボン酸残基、4、4’-スルフィドビス安息香酸残基、4、4’-オキシビス安息香酸残基、2,6-ナフタレンジカルボン酸残基、2,7-ナフタレンジカルボン酸残基、1,4ナフタレンジカルボン酸残基、炭素数2〜12の脂肪族または脂環族ジカルボン酸残基から選ばれる少なくとも1種類のジカルボン酸残基()であり、該非晶性ポリエステル樹脂中に、上記4,4’スルホンビス安息香酸残基()が90〜100モル%の量で、ジカルボン酸残基()が10〜0モル%(ジカルボン酸残基総量100モル%)の量で存在しており、式[I]中、「-O-R2-O-」は、下記式[II]:【化2】{式[II]中、「-O-R3-O-」は、炭素数2〜12の脂肪族または脂環族ジオール残基(炭素-炭素結合間に酸素原子が介在していてもよい)、ハイドロキノン残基、レゾルシン残基、4,4’-ビフェノール残基、ビスフェノールA残基、ビスフェノールS残基、ビスフェノールフルオレン残基、4,4’-オキシビスヒドロキシフェニル残基、4,4’-スルフィドビスヒドロキシフェニル残基から選ばれる少なくとも1種類の基であり、nは2〜12の整数である。}で示されるジオール残基()、または炭素数2〜12の脂肪族または脂環族ジオール残基(炭素-炭素結合間に酸素原子が介在していてもよい)、ハイドロキノン残基、レゾルシン残基、4,4’-ビフェノール残基、ビスフェノールA残基、ビスフェノールS残基、ビスフェノールフルオレン残基、4,4’-オキシビスヒドロキシフェニル残基、4,4’-スルフィドビスヒドロキシフェニル残基から選ばれる少なくとも1種類のジオール残基()であり、該非晶性ポリエステル樹脂中に、上記ジオール残基()が5〜95モル%の量で、ジオール残基()が95〜5モル%(ジオール残基総量100モル%)の量で存在している。}。
IPC (6件):
C08G 63/189 ,  B29D 22/00 ,  C08G 63/672 ,  C08G 63/688 ,  C08G 63/78 ,  B29K 67:00
FI (5件):
C08G 63/189 ,  B29D 22/00 ,  C08G 63/672 ,  C08G 63/688 ,  C08G 63/78
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-189820
  • 特開平4-189821
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-189820
  • 特開平4-189820

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